「はあ?」
と、お登勢が聞き返す。
「ん?レシートにあったから、・・・ババアへじゃないの?」
「あ、いや・・・」
言いよどむ、月子を見て、なにやら思い当たったのか、お登勢が
「ああ、そういや、さっきもらったねえ。よく見てなかったけど、あれは煙管だったのかい、ありがとうね、月子」
と言った。
「い、いや、こちらこそ・・・」
と、月子が言う。
「はあ???」
何か、いぶかしむ銀時だったが、
「じゃあ、それに免じて、今日のところは取り立ては止めてやるよ、感謝しな」
とお登勢が言ったので、機嫌良く、「おう」と言った。
な??んかへンなひっかかりを感じたんだけど・・・
と、胸に引っかかるものを感じながらも、銀時は問いつめるのを止めた。
こいつが男に戻る日も近い。
そんなことばっかり、言い合ってる場合じゃないモンな。