【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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なんと、そんな桂に、三人組の女はあることないこと(かは知らないが、)泣いている娘が晋助に受けたひどい仕打ちについてとくとくと語り出した。

ああ、これが女の連帯感なのか。

“ひどい奴の仲間”=拙者 と、一緒にいる桂を味方に付けて、“ひどい奴”=晋助 を、懲らしめに行くつもりらしい。恐ろしいことを・・・

桂は、先程の弱弱しさはどこへやら、すっかり頼れるお姉さん的存在に。



「こんな若い娘をたぶらかすなんて、大人として最低だ!」だとか、「男の風上にも置けぬ」だとか。・・・・そして、一言。

「全く・・・なんてひどい奴だ!!!よし、俺が行って殴り殺してきてやろう!!」

などと言い出す始末。鬼退治の桃太郎か、あんたは。

勘弁して下され。



「いやいや、ひとまず、こちらの話は拙者が何とかする故、月子殿は部屋にお帰り下され。身体も本調子ではないことですし」

と言って、とりあえずなだめる。