【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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398名無しさんの次レスにご期待下さい
>>396
【高杉】

部屋に戻ると、

Tullll・・・電話が鳴った。



舌打ちと共に、出ると、

「すみませ??ん、フロントですけどォ」間抜けな、気の抜けたような声が聞こえた。

「あの・・・そちらに、長い黒髪の女の人は・・・」

「いねえよ。ヅラなんぞ」

「・・・!!!あっ!!!てめ、高」ガチャン!

なるほどな。
399名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/04(火) 00:53:33.70 ID:PaI7gB9F0
おおかた、ヅラが居なくて、フロントに行ったが、ここの宿屋は秘密厳守が絶対だ。各部屋に電話を掛けて確かめてもらうことも断られたんだろう。

で、自分でひとつひとつ部屋に電話を掛けて確かめている訳だ。ご苦労なこったぜ。

まったく。しっかりしやがれ。

まあ、分かるけどな。



女・・・月子として最後の旅行だろう。

先程の、久しぶりの肌の感触、唇の感触を思い出して、身体が熱くなるのを感じた。

ガキか、俺は・・・。

ああ、一風呂浴びてくるか。頭から水でもかぶらなきゃ寝れそうにねえ。