【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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366名無しさんの次レスにご期待下さい
>>362
ついっと、奥の方にいってくれる。

ヅラにはそこにいてもらい、俺だけちょっと万斎に近づく。



「なあ、さっきの話だけど、あいついんの」

「ああ、晋助でござるか・・・露天風呂付き個室をとったから、大浴場には来ないはず。なにより、先程どこぞの娘を捕まえていたから、今頃部屋に二人でいるのではないかと。

会うことはないでござろうし、心配いりもうさん」

ふ??ん。良いご身分ですこと!



「鬼兵隊って何、暇なの?んで、あんたはボディガードって訳??」

「まあ、今回はプライベートでござるな。今日は・・・」

「「あ」」

分かった。夫婦揃って思い当たる。

「晋助の誕生日でござるから」

「嫌な日だね??!アルマゲドンが生まれた日だよ」

月子が、ちょっと近づいてきている。おいおいおい。

その様子を察してか、万斎がやや大きい声で言った。

「最近の晋助は大変だったでござるよ。仕事でも大変だったが・・・どこでもらったのか、おたふく風邪にかかってしまってな。

だから慰安を兼ねて、この旅行を計画したのでござる」

へ、へえ??????。

「はやってるんだなあ・・・」

嫌な予感がする。月子を見るが、目を合わせない。まさか。



「大丈夫だったのだろうか、奴は・・・」月子が後ろから、万斎に聞く。どうでもいいだろ、そんなこと!!

「まあ、今、どこぞの娘とひとつになるくらいには、回復しているでござるよ」

「!!!!」

何?何かいま、すごい眉間に皺よってるよ!!ヅラ、てめ??・・・