【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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と、そこへ・・・

一人の男が入ってきた!!



サバッ!!!さっと、後ろにヅラを隠す。

あ・・・どっかでみたような・・・

「あ、白夜叉殿?」

「か・・・かか河上万斎???」

うわ??髪上げてないから分かんなかったよ、素顔も初めて知ったんですけど!!ってか、なんでここに・・・!!!

「貴殿も、この温泉に・・・きぐうでござるな」



てことは、例によって、あいつもいるの?

なんでこんなとこでこいつらに遭遇するんだよ!!


察したのか、

「これはプライベート故。晋助はここには来ないでござるよ」

ほっ。よかった。

「じゃ、あんた一人ってこと?」

「いや。正確には、晋助と二人で来ているのでござるが・・・」

「!!!!!」

背後で、ばしゃっと音がした。反応しすぎだろーー!!ヅラ!!



「・・・? おや、月子殿。・・・今は女子の時間ではござらんが・・・」

「み、みんなよ!!」

「・・・安心なされよ。拙者、メガネがないからよく見えないでござる」

「信用出来るかアアア!!」

「じゃ、少し離れるでござるよ」