と、そこへ・・・
一人の男が入ってきた!!
サバッ!!!さっと、後ろにヅラを隠す。
あ・・・どっかでみたような・・・
「あ、白夜叉殿?」
「か・・・かか河上万斎???」
うわ??髪上げてないから分かんなかったよ、素顔も初めて知ったんですけど!!ってか、なんでここに・・・!!!
「貴殿も、この温泉に・・・きぐうでござるな」
てことは、例によって、あいつもいるの?
なんでこんなとこでこいつらに遭遇するんだよ!!
察したのか、
「これはプライベート故。晋助はここには来ないでござるよ」
ほっ。よかった。
「じゃ、あんた一人ってこと?」
「いや。正確には、晋助と二人で来ているのでござるが・・・」
「!!!!!」
背後で、ばしゃっと音がした。反応しすぎだろーー!!ヅラ!!
「・・・? おや、月子殿。・・・今は女子の時間ではござらんが・・・」
「み、みんなよ!!」
「・・・安心なされよ。拙者、メガネがないからよく見えないでござる」
「信用出来るかアアア!!」
「じゃ、少し離れるでござるよ」