余談6 慰安旅行
(松之助、一歳のころ)
【銀時】
新婚旅行。
に、きました。
と言っても、貧乏なので、温泉旅行。
でも、結構良い方だと思うんだけど。宿代は高いし、名湯ですし。
露天がすばらしいらしい。
いや、本当は個室付き露天風呂もあるのだけど、
部屋数が少なくて、人気の宿と言うことで、取れませんでした。
でも、ヅラは、「旅行できればそれでいい」的なことを言ってくれるので、
感動します。(貴方となら何処へでも!!って、プロポーズの時も言ってくれたしい??)
さて、
時間によって、男女が入れ替わるこの露天、女→男に変わる時に、一緒に入ろうと思ってた。
こんな危険な時に、女の人は普通はいらないだろうし、男だって、遠慮するよな。うん。
ということで、・・・
「うわ????!!!広いじゃん!」
「まてまて、まず、女性がいないか、俺が確認してだな・・」
「あっ!とかって、自分が見たいだけじゃ・・・」
「んなわけあるかアアア??????!!!」
なんてやり取りしながら、結局見ると、誰もいない。
らっき??????!!!
二人で、温泉につかる。
「う??????ん、気持ちいい!!」
「ああ、心が洗われるかのようだ・・・」などと堪能している。
どこからか、三味線の音色まで聞こえてきて、風流だ。和むなあ。
ヅラもうっとりしてる。そんな顔見て、俺もうっとり・・・・