【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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TULLL・・・電話がかかってきた。

「なんだ?」

「なんだ、はこっちの台詞だアアアア!!なんだ、この大金は!!!病院ごと買い取る気かアアア!!!」

出るなり、突然、桂が息巻く。

「そうなのか・・・?入院したことがないんで良くわから無えんだが・・・」



熱があって、だるい。もう、立っているのもやっと。

桂の声が、キンキンうるさい。



「適当につかえや・・・」

「いらん!!てか、怖い!!いや、キャサリン殿がと言うわけではないぞ・・・」

なにやら、誰かに言い訳してるようだ。

「ヅラ・・・ちょっと熱があるようで・・・金のことならまた・・」

と言えば、

「大丈夫か、貴様?あ・・まさか、さっき来てくれたのはやはり・・・」

「しらねえよ。風邪ひいちまったようだ」

「貴様、おたふくは、あれだぞ。あの、成人の男がかかると、その、男性機能が」

「お前以外に種付けしねえから、関係ねえよ・・・」

ああ、限界だ。



ど、っと、倒れたに違いない。なんだか、来島が悲鳴を上げて駆け寄ってきた気がする。

はあ・・・・なんだってんだ。

厄日だ、今日は。

とりあえず、寝たい。

・・・