TULLL・・・電話がかかってきた。
「なんだ?」
「なんだ、はこっちの台詞だアアアア!!なんだ、この大金は!!!病院ごと買い取る気かアアア!!!」
出るなり、突然、桂が息巻く。
「そうなのか・・・?入院したことがないんで良くわから無えんだが・・・」
熱があって、だるい。もう、立っているのもやっと。
桂の声が、キンキンうるさい。
「適当につかえや・・・」
「いらん!!てか、怖い!!いや、キャサリン殿がと言うわけではないぞ・・・」
なにやら、誰かに言い訳してるようだ。
「ヅラ・・・ちょっと熱があるようで・・・金のことならまた・・」
と言えば、
「大丈夫か、貴様?あ・・まさか、さっき来てくれたのはやはり・・・」
「しらねえよ。風邪ひいちまったようだ」
「貴様、おたふくは、あれだぞ。あの、成人の男がかかると、その、男性機能が」
「お前以外に種付けしねえから、関係ねえよ・・・」
ああ、限界だ。
ど、っと、倒れたに違いない。なんだか、来島が悲鳴を上げて駆け寄ってきた気がする。
はあ・・・・なんだってんだ。
厄日だ、今日は。
とりあえず、寝たい。
・・・