【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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324名無しさんの次レスにご期待下さい
「ま??、最後に勝てば官軍なわけだから」

「あら、大人になったじゃないか、銀時」

「ふん」



外に出てみると、確かに満月だ。

白くぽっかりと光り輝いている。

江戸の空に・・・



そして、満月にくっきりと浮かぶ一艘の船の輪郭。あの船は・・・あの形は。

・・・鬼兵隊。

となりの桂が、はっと息をのんだ。



お前、一体どういう状況で奴と月なんか見てたんだよ。

問いつめたいけど、もうやめだ。

過去は過去。消したくても消えない。変えたくても変えれない。

それは、俺たちが一番よく分かっていることだ。

あのころから、

分かりすぎるくらいに。

やり直せないことも。



だから、お前のことだけは、

これからだけを見ていく。・・・・つもり。



・・・多分。