【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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そんなことを悶々と考えながらかえると、敏感にそれを察知したのか

(その勘の良さは動物並だ)

「どうした?」と聞く。

「なにも?」

「そういや、出かけるとき、髪結ってなかったっけ?」

「風が強くてな」

「何かあったろ」でた。しつこい。

こう言い出したときの銀時をはぐらかすのは無理だ。



「・・・高杉に」

「はあ?あいつ、最近おとなしいみたいだったけど、江戸にいんの?」

「ああ、今日会った」

そう言えば、予想通り、ものすごく嫌そうな顔をした。

「会って、ただ立ち話をしただけだ。それ以外何もない」

本当に何もないのだから、と、奴の目をしっかり見て言う。