【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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>>255
「はあ?あいつ、最近おとなしいみたいだったけど、江戸にいんの?」

「ああ、今日会った」

逢い引きですか、オイ!!きっと俺はものすごく嫌そうな顔をしたのだろう。



「会って、ただ立ち話をしただけだ。それ以外何もない」と、俺の目をしっかり見て言う。

ふーん。と、興味ないようにそっと桂の髪を上げる。



「・・・」

「・・・」

ピキッ。



「ヅラく??ん、ヅラ君。この跡なあに?」

「なにかあるか?ではきっと虫にでも刺されたのだろう」わざとらしく奴が言う。

「うそつけやああああ??????!!!!何したの、あんた達!!??まさか浮気したんじゃねえだろうなあ!!!!ちょっと、これは問題ですよ??!!

夫婦の危機ですよ!!!俺、元彼とまだ会う彼女とかも絶対許さない方だから!」取り乱す俺を見ても、ヅラは動じない。

「あいつは元彼でも何でもない」しれっと言い切る桂を、ぽかっと殴った。もう妊婦でもないしね。頭を抑えてなにやら文句を言っていたが無視した。てめえが悪い。