【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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***数ヶ月後***



子供が生まれて、三ヶ月くらい経った頃だろうか。

桂が買い物から帰ってきてから少し様子がおかしい。



松之助を預かりながら、

「どうした?」と聞けば、

「なにも?」と応える。

俺の腕の中で、松坊が暴れる。



「そういや、出かけるとき、髪結ってなかったっけ?」

どうでも良いことなのに、妙にそのときは気になった。

「風が強くてな」妙といえば、こいつも妙だ。

「何かあったろ」俺の追求に、観念したのか口を割った。

「・・・高杉に」