【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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こいつは、どんなに苦しくても、哀しくても、痛くても泣いたことがない。

こいつが泣くのは決まって、・・・自分を責めているときだ。

死んでゆく仲間を助けることも出来ず、どうにもならない歯がゆさを感じたときに、

声も出さずに泣いていた。

こんな風に。

だから、気づくと、俺も泣いていた。



銀時が、それを見て笑ったように見えた。

くすぐったい気持ちになる。

ああ、もしも、俺がお前を少しでも癒せるのなら、

それがうれしい。

お前は一人じゃない。

案外、これは幸せという感覚なのかもしれない。