「しかし、お前相手に・・・高杉もすごいね!尊敬しちゃう!ある意味クララが立つよりすごいことだよ、これは!!」
はあああ????何なのだ、こいつは。
「さっきから、やたら高杉、高杉と・・・お前は、一体何を言いたいんだ」
自分でも、同感だったのか、銀時は引きつった笑いを浮かべて応えない。
「文句がないなら、もう寝ろ」
布団をかぶり直して寝ようと思う。
そしたら、
「まてい!!」
俺の布団にやつが滑り込んできた。
「何なのだ、一体」自分の後ろにいる銀時を振り向きもせず、とがめる。と、急に後ろから抱きしめられた。で、奴特有の、すねたような、甘えたような声を出す。
「確かめさせて」
「何を?」
「・・・夫婦の絆?」
「はあ??」
絆?
って、疑問系なのも良くわからん。