【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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6.5 夫婦の絆

(桂視点)

さっきから、隣の夫が、なにやらぶつぶつ独り言を言っている。

たまに、“高杉は”・・・というような単語が聞こえるが、話の内容は分からない。ただ、

何事か考えてはこちらを見ている気配がする。



さすがに、見かねて

「何をさっきからぶつぶつ言っているのだ、うるさい」

声をかけると、あからさまにびくっとなって驚いた。



「貞子か!!!お前は!!」

「貞子ではない、桂だ」

「今は坂田でしょ」

「あ、そうだった、坂田だ。あほではない。」

「アホは余計だ、ボケ!!」

失礼な奴だ。