【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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熱くて、熱くて。

奧にしまいすぎて、凍てついていた心が溶かされていくようだ。

溶けて、溶けて、俺の顎から滴がぽたぽた流れ落ちた。

だからか、桂は、うっすらと目を開けて俺を見た。



その、瞬間

ぼろり、と桂の目からしずくが伝う。

・・・なんだ、俺が流していたのはきっと汗じゃない。

お前と一緒だよ。

それがうれしい。

いや、これが、幸せという感覚なのかもしれない。