【空知英秋】銀魂 二百十四訓

このエントリーをはてなブックマークに追加
226名無しさんの次レスにご期待下さい
何度も、その白い身体を指や唇でなぞる。細くて、壊れそうな女の身体。触れて、その感触を確かめる。反応を見逃さない。

途中で、あの片目のニヤリ顔がちらついた。男だったときの桂の顔も浮かぶ。子供の頃のあいつらや、あの人の顔だって。

少し離れたところに神楽だっているし、ストーカー忍者もいないとは限らない。

こんなに、今まで頭の中がゴチャゴチャになったことなんかないってくらいに、いろんな事が頭を巡る。何してんだろう、俺、というさめた自分もいて。



でも、それを、全部ひっくるめても、

なんだかこの腕の中の細いからだが大切なもののように見えて、

ああ、何でこいつの身体知ってるの俺だけじゃないんだろうなんて訳の分からない嫉妬まであって、たどり着く結論はいつも同じ。



やっぱり、こいつとつながりを持ちたいと思う。

そして、この頭が沸騰しそうなほどの熱が、一体どこから来るのかも確かめたい。