マジこいつ、何なの。
天然とか言うレベルじゃないんですけど。
「しかし、お前相手に・・・高杉もすごいね!尊敬しちゃう!ある意味クララが立つよりすごいことだよ、これは!!」
「さっきから、やたら高杉、高杉と・・・お前は、一体何を言いたいんだ」
・ ・・たしかに。俺は一体何を言いたいんでしょう。で、どうしたいんでしょう。
「文句がないなら、もう寝ろ」
といって、布団をかぶり直す桂。
くそ??、俺がこんなにもやもやしているというのに、こいつは気にもとめず熟睡しやがるんだよな、と思うと無性に腹立たしい。
「まてい!!」
俺は桂の布団に滑り込んだ。