【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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(桂視点)

何度目かの同衾を経た夜、

「この部屋には誰も近寄りゃしねえよ」と奴が言った。

その時はどういう意味か測りかねていたが、この日の奴の行動でその言葉の真意を察した。

やけにしつこく、俺の反応を伺っている。



「っ!!!」

突然、変な感覚を覚える。いやだ、この感覚は怖い。思わず、今までしたことのない懇願をする。屈辱的だが仕方ない。

「やめろ!高杉」

それに対して、奴はやはり無慈悲だった。

「あァ?もっと、の間違いだろ」

そういって、さらに激しく俺を揺さぶる。・・・ああ、もう、ダメだと思った。