【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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行為に没頭していると、体も心も燃えてしまいそうだ。

体温の低いこいつが、俺の熱を冷ましてくれるかと思ったが、それは逆で高められる。



俺の熱が移ったのか、こいつも燃えるように熱い。熱いくらいの、熱と熱が合わさって、何とも言えない気持ちになる。

どうして、こいつはこんなに心地良いんだろう。

だから、どうにも加減がきかない。

じっとこいつが俺を見る。ああ、それだけで俺はもうとっくに限界を超えている。



今までの癖で、ここで抜けなきゃ行けないと頭で分かっていても、

どうしてもこいつから離れられない。

結局、最後の最後まで、こいつの中に捕らわれる。

そうして、俺が絶頂を迎えた時、極まったのかぽろぽろとまたこいつが泣いた。

たまらず、その身体を抱きしめる。