けれど、その顔を見るたび、燃える瞳を見るたびに、
その熱に、焼かれてしまう。燃えて、燃え尽きて、灰になってしまいそう。
いや、それならまだいい。
燃え尽きあぐねたら、燻ったままの火を持たされたら、耐えられない。たまらない。
きっと、いつまでも火種が残る。
どうせ、お前は消してくれない。
勝手に火を付けて、そのまま去っていく。
悔しさと苛立ちで気持ちが高ぶったせいだ、快楽のせいじゃない。きっと俺は泣いている。
吐息とも、呻きともつかぬ言葉を発して、高杉がきつく俺を抱いた。
瞬間、痛いくらいにこいつの存在を感じる。
どうして貴様は、また今日も、・・・繋がったまま。