【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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138名無しさんの次レスにご期待下さい
「貴様は、昔から、派手で一見して無茶な戦い方をする男だ。だが、それは無鉄砲で考えなしというわけではない。

貴様なりの緻密な計算合ってのものだったことを俺は知っている。お前は、無謀に見えて、その実誰よりも計算高い。

だから、俺とは戦略方法で衝突することも多かったが、半面、お前のすることに間違いないと信頼もしていた。

けれど、一方で貴様は目的のためには手段を選ばない男だ。ひどく言えば、自分の目的、計画のために仲間をも平気で自分の駒に出来る奴だ。

俺は、貴様の、そう言うところが本当に嫌いだ」



「・・・フン」にやりといつもの笑い方をする。

「紅桜に飲まれたあの男のことも、お前の計算のうちなのだろう。・・・哀れなものだ」

「あれは、奴が望んだことだ」

「そういうもっともらしい理屈付けをするところも嫌いなんだ」

「嫌いなとこばっかりだな」クク、と、楽しそうに高杉が笑った。

「昨日は、・・・俺のことも、あやつと同じなのだろうと思った」

「・・・・」