そうこうしているうちに、半年が過ぎ、そろそろ男に戻ろうか・・・と桂が思い始めたとき、また事件が起きた。
・ ・・まさか・・・
今度は、こっそりと自分一人で病院に行ってみる。
結果、
「おめでとうございます」と言われた。
めでたくなーーーーーーい!!!・・・わけでもないけど、手放しで喜べない!
帰って、新婚よろしく神妙な面持ちで銀時に言った。
「話がある」
苺牛乳を注ぎながら、こっちを見もせずに銀時が応える。
「なんだよ」
「・・・子供が、できた」一呼吸置いて、言った。これではまるで。(本当の夫婦みたいだ)