【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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鬼兵隊は、坂本からの積み荷を受け取っていた。

「ほいから、どうしても、総督に手渡したいもんがあるんじゃあ。どうにか来てもらえんかのう」

との坂本の懇願に、相変わらず煙管片手に高杉がやってきた。万斎も、来島も共に来た。



「これ、桂から。おまんに贈りモンじゃと。」

ずしり、と重い、ことさら立派な一降りの剣だった。

「なんで、桂から・・・????」

不振そうに、その剣と坂本を交互ににらむのは、事情を知らぬ来島だった。

「身代金がわりじゃと。計画失敗で、とりそびれた鬼兵隊への賠償金だそうじゃが」