【西尾×暁月】めだかボックス ネタバレスレ 150

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2291015 ◆GwoDyEGSIY
帯「ドッペルゲンガーに会うと死ぬというよな」
帯「あれは、会うと死ぬんじゃない、殺しあうのさ」
帯「人間自分ほど自分を嫌っている生き物はいないのさ」
半袖「ドッペルゲンガーズには勝てないよ」
半袖「だって自分自身に勝つなんて、それこそ海にたゆむ不知火を掴み取るようなもんだよ、出来っこない」
(背景、二ページ見開きで立て四分割でめだか、善吉、安心院、球磨川がドッペルゲンガーズと戦闘中)
めだか、めだか?とド突き合い
安心院、安心院?と忍者スキルの使い合い、背景に忍者スキルの効果と技名大量(『くないのスキル』、『ガマガエルのスキル』等、スキル効果が固有名詞そのものになっている、手抜き?)
善吉、善吉?と蹴りの応酬
球磨川、球磨川?とネジの応酬、両者ファンネルみたいにネジを展開

善吉「ストップだ、これじゃきりが無い!」
(善吉、球磨川と背中合わせに立つ)
球磨川『そうだね、特に問題なのが、女性陣二人が戦いに魅入られて決着を着けようともしない』
めだか、安心院は敵に飢えているため、戦いを持続させようとさらなる戦いを求めた戦い方をしていた、これでは決着が付かない。
善吉「みんな、俺の言うことを聞いてくれ!」
善吉「箱庭学園に最強はいない、そうだろ?」
一同、無言でこれを受諾。
一同「そうだ、強かったり、弱かったり」
(背景、めだかにボコられる善吉?、安心院に『友情のスキル』『努力のスキル』『勝利のスキル』(中略)『反骨のスキル』(中略)『主人公補正のスキル』等、少年漫画の主人公のスキルでめだか?をボコボコ)
一同「プラスだったりマイナスだったり」
(背景、善吉が球磨川?をボコボコ、球磨川、安心院?を巨大なネジ三つぐらいで串刺しして、安心院?の背後をすり抜けている)
一同「勝ったり負けたりだな!」
ドッペルゲンガーズ撃破、と、思いきや、ドッペルゲンガーズは服を残して消えてしまう。
めだか「う、これは、幻だったのか?」
帯「よくぞドッペルゲンガーズを倒した、褒めてやろう」
帯「なかなか出来ないもんだよ、敵のチェンジって、何だか自分が本人に倒されるんじゃないかって、中々やらないんだよね」
帯「私は不知火の里の古株、ここを仕切らせてもらっている」
帯「よくぞあの立て札を突破出来たものだ」

再掲(本編では薄く一部欠けて表示、ほとんど見えない)
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みっつの証言の中にふたつの嘘がある。
正しい道をひとつ選べ。

い「右の道が正しい」
ろ「左の道が正しい」
は「『い』は嘘をついていないが、
   『ろ』は嘘をついている」
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めだか「あれが普通の論理パズルなら、正解は左の道だ」
めだか「が、証言にふたつの嘘がある、これを『嘘という字』としてみると、証言に嘘という文字がふたつあるだけという意味になる」
めだか「よって、証言の意味をそのまま捉えると、正解は右の道だ」
帯「なるほど、お見事だ、では、次の関門、鬼ごっこだ」
帯「今から十数える、それから十数えるうちに生きていればお前らの勝ちだ」
帯「じゅう」
帯「くっ」(ドスッ)
めだか、問答無用で帯の腹部を殴る。
めだか「鬼を攻撃してはいけないという訳ではないよな?」
が、帯を殴ったと思いきや、帯は服だけになっていて、本物がめだかの後ろの方に突如出現。
帯「その通りだ、鬼を攻撃してはいけないという決まりは無い」
帯「付いて来い、里を案内する」
2301015 ◆GwoDyEGSIY :2012/09/04(火) 22:11:51.07 ID:Vnragski0
こうして一同は、不知火の里に入る。
中は・・・、江戸時代の街並みといった所で、子供達が独楽とかやっている。
善吉「こうしてみると・・・、本当にただの里ですね」
帯「もしそう見えるなら、我々がちゃんと役を演じていることになる」
帯「不知火一族が守るべきものを守れている証だ」
安心院「あれ、不知火一族は黒神家を守るためにあるんじゃないの?」
帯「違うな、不知火一族が守っているのは、世界だ」
帯「もし我々の守りたいものの片鱗を調べたいなら、先ほどあった立て札をまっすぐ行くといい、それで分かる」
安心院「ふぅん」
ナレーション「さて、安心院は全知全能の存在であり、調べようと思えば、この帯の言った真実に近い表現がされた不知火が守るものが何か調べることが出来た」
ナレーション「が、安心院はセオリーを守る者であった」
ナレーション「例えば、推理小説を読む際に、犯人が気になってもページを読み飛ばしていきなり最後の方を見るまねをしない、それと同じである」
ナレーション「が、安心院は、ただそこに居るだけの人外である不知火半袖から派生した不知火一族が守るものを、この時にすぐ知っておくべきであった・・・」
帯と傀儡が、大きな木製の扉の前に立ち、めだか達の方を向く。
帯「さて、これが最後の関門だ、不知火半袖からのクイズに答えてもらう」
めだか「これが本当に最後の関門だと誓うなら答える。これを答えても半袖に会えないというなら時間稼ぎとみなし、実力行使で半袖に合わせてもらう」
帯「(読まれたか・・・)いや、これが最後の関門だ」
帯「問題、『不知火半袖から出題される問題と、その答えを答えよ』」
球磨川『うわぁ、不知火に会わす気全く無いし、不知火も会う気が全く無いのが分かる問題だ!』
めだか「まて、不知火は必ず意味のあることをやってくる人間だ」
めだか「私が答えられないのを確認して、こんな答えでしたー、と、意味のある答えを見せて私を笑う、そんなやつだ」
めだか「だとしたら、問題は『お嬢様と会った時、私の一声は何?』で、答えは『帰れ』だ!」
帯「」(無言で冷や汗を流す)
めだか「と、不知火は私が答えるのを予想して問題を出してくるので」
めだか「問題は『白紙』で、答えは『ふざけるな』、これで正解だ」
帯「・・・、化け物かあんた」
めだか「よく言われる、最近そうでもないが」
帯「では、半袖に会わせてやろう、しかし、もう影の任は解かれている、別人だと思った方がいい」
そして、重々しい木の門が開いて、不知火半袖が姿を見せる。
半袖「やあ。」
次号に続く!!