BLEACH★1158

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師匠のあとがき全文


「死神のみんなからメールくんの、いいなあ」
本作を読みはじめて、最初にハッとした場所がそこでした。


僕は普段、自分のキャラクター達が実際に居たら、というような想像をしません。
キャラクター達は常に僕自信の中にある世界に生きている存在であり、それが自分の周りに居たらどうか、というような事はそもそも考える機会が無いのです。


松原さんの小説は、BLEACHの世界とキャラクターに対する深い洞察と愛情によって同志の関係性を丁寧に描き込むことで、
僕にたびたびその感覚を味わわせてくれます。
そして、本作もまたそうでした。


「The Death Save The Strawberry」


1巻に連なるタイトルを本作につけた理由は、きっと読まれた皆さんが1番分かっているだろうと思います。


無から力の獲得の物語であること。
尸魂界から一護への外的、内的な干渉が描かれていること。
そして本作が紛れも無く、一護とルキアの物語であること。


懐かしさと新鮮さの同居する本作の感覚を、僕と一緒に何度も味わって頂ければと思います。


久保帯人