男作者の場合は脇役(サブキャラ)も主人公以上に好かれるキャラを描ける傾向がある。
鰤の一角とかネルとか石田とか、出番が多くなくても個性を活かしてくれてる。あ、勿論レンジも夜一さんも好きだけどね。
ナルトは主人公がサスケ絡みでショボくなるから主人公はあんま好きじゃなかった。けどペイン編で一気に主人公らしくなったと思う。
カカシの生き様を活かしつつ、地雷亜、ミナトのナルトへの想いを描きつつ、ナルト自らも憎しみとの対峙を経て段階的に成長を描いている。
旧アスマ班対飛弾、角頭の戦いも良かった。てゆーかシカマル関連ぜんぶ良い。
このへんの面白さもハガレンと共通する部分がある。はっきり言うと、メインヒロインなんざ放置するくらいで充分なんだと思う。
これは他のジャンルにも言えるが、ラブコメ()だからって主人公が毎回ヒロインヒロインヒロイン考えてたら糞ワンパターンで今の読者には通じない。棄てられて当然。
今のジャンプは読者層の変化、他誌との明確な状況の違いを直視できない女作家しか抱えていない。