【サンデー/若木民喜】神のみぞ知るセカイ FLAG179

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530名無しさんの次レスにご期待下さい
> 歩美「私と結婚したかったら…」「好きって言ってよ!!」
> ハクアたちには聞こえていない。高原父は壊れた。
>
> その“言葉の壁”、超えられますか? FLAG184「SHOW ME」
>
> 桂馬は歩美の両腕をぐっと掴む。
> 桂馬「歩美…」「好きだ!!」
>
> ■い………………………言った〜〜〜〜〜〜〜!
>
> 歩美「ダメ。」
> 桂馬「ん?」
> 歩美「今の芝居だね!!」「心こもってない!!」「本気で言ってくれなきゃダメ!!」
> 歩美はそっぽを向く。その背後から桂馬が抱きつく。
> 桂馬「好きだ!!」
> 歩美「わああ!!」「さわるなぁ――」「体にさわるのナシ!!反則!!」
> 歩美は桂馬を振りほどき、前蹴りを入れる。
> 桂馬「そりゃ…」「信じてもらえなくても仕方ない…」「でも…言い続けるよ…!!」「キミが…好きだ!!」
> 歩美「う…」「だ…だから…」「どんどん芝居がかってくるじゃないの――!!」「「好き」だけでいいの!!」
> 蹴りの連発で桂馬は屋根から落ちそう。
> 桂馬「んなこと言っても…」「好きだけじゃ区別つかないだろ?」「どのゲームのセリフか…」
> 歩美「やっぱり芝居じゃないの!!」「結婚しようって言えるのに…」「どーして好きって言えないのよー!!」
> 桂馬は手を変え品を変え愛の言葉を繰り出すが通じず。ご両親もあきれて寝に戻る。
>
> ノーラ「桂木、もう歩美を落としたかな?」「いやに遅いねー。」
> ノーラが桂馬の攻略を待っていると、闇夜から邪悪な者たちが現れる。
> それに気づくや否や、連中の槍がノーラの腹を貫く。
>
> 桂馬「何十回言えばいいんだ!!」「もうこれ以上ないぞ!!」
> 息を切らす桂馬に対し。
> 歩美「わ、私…」「桂木が好き!!」
>    「…これが本気の好きだよ。」「わかった?」「ちゃんと言ってよね。」
> そう言って歩美は、桂馬を置いて屋根を降りる。
>    「海の見える場所で結婚したいんでしょ!!」「私、待ってるからね…!!」
> ドレスを持って走り去る。
> あわててハクアがノーラに連絡を取るが、通じない。それどころか、黒フードの大群が夜空を埋める。
> ちひろを隠し、桂馬を屋内に退避させる。ノーラはやられたのか…ハクアたちの前に。
> ??「お前たちも気をつけないとやられるわよ!!」「いよいよヴィンテージも本番突入!」「丸腰じゃ外歩けないわよ!!」
> 現れたのはノーラの子分、カムリ&クレスタ。親分の命令でダミーをばら撒いているところ。
> さっきやられたのもダミー。本物は今も歩美の護衛中。
> 桂馬たちは子分たちから羽衣を渡され、透明化して身を隠す。歩美の元へ移動しようとするが。
> ??「どこ行くの?」
> 桂馬たちの背後に、リューネがいた。
> ハクア「桂木、先行って。」「あいつは…私が相手するわ。」
> 桂馬「わかった。」
> ハクア「ちひろと歩美…守ってよ。」
> ついに、ハクアが…リューネと相対する……
>
> ちひろ「桂木っ!」「あ、あんま強く握らないでよ!」
> 桂馬「お互い透明なんだ。」「一度はぐれると見つけられないぞ。」
>    「もうノーラもハクアもいない…」「ヴィンテージに見つからないようにしないと!!」
> ちひろ「桂木…」「どーしてまだ芝居するのさ!!」
>     「歩美が待ってる言葉…」「ちゃんと言ってよ!!」
>
> “約束の地”で何かが起こる?…………次号!!