【空知英秋】銀魂 ネタバレスレッドpart264

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銀月短編
「ちょっと!まだ掃除終わってないの!?」

坂田銀時の妻、妙が言った
月詠は申し訳なさそうに頭を下げる

「すまん…すぐ終わらせる」

「その口のききかたどうにかならないの?女中のくせに」

そこに九兵衛が口を挟む

「まあまあ、妙ちゃん、落ち着いて。彼女は吉原出の卑しい身分なんだし仕方ない」

「でも…銀さんがどうしてもっていうから置いてやってるだけなのに。まったく、感謝しなさいよ!」

――――――――――――

しばらくして銀時がやってきた

「お疲れ。手伝おうか?」

「もう終わる」

「あのさ…妙の奴になんか言われてないか?」

「…」

「何かあったら言えよ。あいつ、性格悪いからな」

「大丈夫じゃ。心配いらん」

「俺、本当は…」

妙なんかとか結婚したくなかった、お前と結婚したかった、と言いかけたのを我慢した

「…?」

「いや、何でもねぇ…。俺はもう行くけど頑張れよ!」