【空知英秋】銀魂 ネタバレスレッドpart264

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「月詠…」

銀時はそっと月詠の腰に手を回した

「やめなんし!」

「俺はお前が好きだ」

思いがけない告白に月詠は目を見開く

「わっちは遊女じゃ…主と契りを交わす資格はない」

「遊女だから何なんだよ。お前はお前だろ」

涙が出るほど嬉しかった
売春婦として見下された過去
それでも銀時はそんなことは気にしないと言ってくれている
今すぐ銀時の胸に飛び込みたい衝動を抑えつつ月詠はこう言った

「しかし…吉原から出ることはできん…」

「今すぐとは言わねぇ。吉原からも、お前を縛るしがらみからもいつか解放してやるよ」

銀時は自身の唇を月詠の唇に重ねた