【サンデー/若木民喜】神のみぞ知るセカイ FLAG171

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冒頭、ちひろから着信があるも出ようとしない歩美。
FLAG 174 ラビリンス(迷宮)
舞校祭初日。迫りクリヴィンテージのことを知らない歩美は、桂馬へのもやもやした気持ちを持て余す。(煽り)
「でなきゃ…」と歩美。しかし着信音が止む。自分が桂木とデートしなよと応援していたことを回想する。
(私は…ちひろを応援していたんだ…)。迫る桂馬を思い浮かべる。(桂木の顔なんて二度と見たくない!!)
(普通に考えて…お前のことが好きなんだろうな)とメルに言われたことも思い出す。
思わず窓ガラスに向かって「あいつはちひろとデートしたのよ、そんなことあるわけ…」と言いかけ、メルクリウスがいないことに気づく。
(メル…出てこないな…)(メルはいつも不愉快なことしか言わない。まるで桂木みたい…)(昨日に…戻れたらな…)
地図を表示する機械を片手に雑踏の中を歩くリューネ。通信機を介して仲間と会話している。
「彼女をタグしました…」地図には歩美の現在地が表示されている。「高原歩美…彼女がターゲット」「そちらの準備ができしだい…狩りを開始する」
「お嬢さん、たこ焼きはいかがですか!?」と声をかけられるリューネ。「一つ頂戴」とリューネ。
歩美を探す桂馬。(歩美はどこへ行ったんだ…?急にどこ探しても見つからなくなったぞ…)
(超人的な機動性を持ってるからな…正確に場所を把握するのは簡単じゃない)(カフェで待ってたほうが得策かもしれない…)
と、人ごみの中に歩美の姿を確認する。そちらへ向かおうとするもゴミ箱を抱えた女の子とぶつかる。ぶつかった相手はスミレだった。
「申し訳ありません!!進行方向を見てませんでした…」「大丈夫ですか?!」(スミレ!?)
「ああ、でも大丈夫ですよ、中身は空っぽですから。もし中身が入ってたら、豚骨味になってるところでしたね」
「お詫びにこれを受け取ってください」とチケットを渡すスミレ。「割引券です!!ここに今、出店してるんですよ!!」
「舞校B1グランプリが行われてるんです。」「私の甘いラーメンが一番だって言うと思いますよ!!」(攻略のことは覚えていないようだ…)
「あれれ?蓋はどこ?」と探すスミレに、「ここよ」と蓋を差し出したのはちひろだった。
「ありがとうございます!!」「すみませんでした!」「気にしないで」とちひろ。ちひろも桂馬を無視して立ち去ろうとする。
桂馬はちひろ!と声をかけ、「ボクとチームを組まないか?」とて提案する。「ハァ?」と困惑のちひろ。
「歩美攻略にどんなルートを取っても…お前は必ず障害になる。この障害をやすやすと取り除く方法はない…!!」
「除外することができないなら…その障害をボクと協力させるようにしなければいけない…!!」
「ボクが手っ取り早くこの事態を処理するには…これが唯一の選択肢だ!!」「だから、ボクと組まな…」と言いかけるも張り手を食らう。
「あんた一体何いってんの?!」「この#`&%!!」「どうやったら何もなかったみたいに話しかけられるのよ!?」
「あんたもう忘れたの…私に何を言ったか?」「もちろん覚えてる。だが今はそんなことを言ってる場合じゃない!!」
「危機を切り抜けるためには…つまらないことは脇において、一緒にやるんだ!!」「もう一言も喋るな!!このクズ!!」と顔面蹴られる
場面変わってリューネ。(駆け魂脱走とともに姿を消した女神…もし駆け魂と一緒にこの世界にきているなら…女神が駆け魂に偽装していることはありうる…)
再び歩美。ちひろが見つけて声をかける。「…ちひろ…」
「こんな所で何してんの?忍者?」「探してたんだよ」とちひろ。「いい忘れてたんだけど、明日はどうやってメンバー紹介をしようか?」
「…できない。もう私ちひろと一緒にバンドできないよ…」「え・・・?」
一方「歩美…どこ行った・・?」と探す桂馬。その上空では、いくつもの黒い影もどこかへ向けて飛んでいる。
たくさん稼ぐぞ〜と上機嫌で鼻歌を歌うスミレ。「ベストを尽くして勝利だ!」とスミレ。とそこへ黒い影が降り立ち、気づいたスミレと目が合う。
再びリューネ。「…準備は整いましたリューネ様。ただちに開始します」「始めなさい」
「まあ、ともかく…」「一度に全員とらえれば…見つけられるでしょ」
マッピングシステムには少なくとも12のターゲットが表示されている。
ターゲットは…全員?!…次号へ