現世組、死神たち、そして一護への感謝の想いを抱き、覚悟に目を閉じるルキア。
その眼前に、一護が現われルキアを無事救出する。二回目の再会である。
この時の二人の会話は、相手への強い感謝、そして一護の成長が伺える。
ルキアを恋次に託し、一護は白哉との最終決戦に臨む。
掟を重んじ、自分の妹を救おうとしない白哉に一護は真っ向から対立。
ルキアを救うために、白哉倒すために手に入れた力・卍解を披露する。
(この一護対白哉の回は、19ページフルカラーで作品が掲載され、19巻にフルカラーで収録されている。
のちに行なわれたベストバウト(人気対決投票)では一位になっている。)
互いの強い信念をぶつけ合い戦う。そして白哉は一護に敗れ、掟を重んじる自らの胸のうちを一護に語った。
尸魂界篇の終盤では、藍染の陰謀が明らかになる。
ルキアの魂魄には浦原によって「崩玉」というものが隠されていた。
ルキアの死刑を廻る戦いは全て、藍染の企てで崩玉を手に入れるためのものであった。
ルキアの魂魄から崩玉を抜き取り、尸魂界に宣戦布告した藍染は、市丸ギン、東仙要を連れ虚圏へと消える。
平和が戻った尸魂界で、ルキアは自分の過去と向き合い、志波家へ謝罪に行く。
当然現世に帰るものだろうと思っていた一護は、そこでルキアから「尸魂界へ残る」と聞かされる。