【若木民喜/サンデー】神のみぞ知るセカイ FLAG167

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821名無しさんの次レスにご期待下さい
(つたない再翻訳です。早読みした人、重要なところは正確なニュアンスに直してください)

女神は歩美の中に。舞校祭のクライマックスが近づく今、桂馬の次の一手は!?
169淵
舞校祭1日目…早朝
軽音部のドアの前に立つ桂馬 中には誰もいない
「みんな朝一番に練習していると思ったんだが…」
「軽音部やめにするなんて言うなよ…」
突如エルシィが抱きついてくる
「エヘヘヘ…にー様」
「エルシィ…」
「もうすぐバンドの練習始めるんです」「にー様も聴いていってください」
(そうか…まだやってるんだな…)
「えええ?!!まだ誰もきてません…」
「やれやれ…今やスターとして忙しいってのに…この後には別の場所でリハーサルがあるってのに…」(サングラスかけてギャグ風)
「普通に喋れよ」とエルシイの頭ぐりぐり

(中途半端なフォローでは意味がない…ちひろには会いたくないな…)
(今にして思えば…ちひろは完全に避けていたほうがよかったな)
(それに、ちひろと歩美の関係は以前と変わっていないようだ。バンドはいまだ健在だ)
(ライブで演奏するのは明日だ…)
(今すぐ歩美を攻略すべきだろうか…?)
「にーさま、明治時代の1888って何の年ですか?」舞校祭のパンフレットを手に
「?」「1888?」
「あー間違えました。明治21年です」
「みなさーん、この学校の設立は何年か知ってますか?明治21年ですよ!」
「これはかのんちゃんが明日学校でやるパフォーマンスの中のセリフなんです」「まだ練習中なんです」
「にー様知ってました?舞校祭ってとても歴史が古いんです」
「二階堂先生が言ってたけど、学校が始まった時にはもうあったんだろ?」

「ちがいます。学校が始まる前から祭り自体はあったんですよ」

822名無しさんの次レスにご期待下さい:2011/12/03(土) 21:05:17.21 ID:k6yhhr1n0
「そんなに古いのか?」エルシィからパンフレットを取り上げる
第119回舞校祭の文字とともに、校章が目に飛び込んでくる
「ところで…校章の上に描いてあるものって…いったいなんなんだろうな」
「これですか?」
ガラガラ!ちひろが入ってくる
「おはよーエルシィ!!」「ちひろさーん!!」
「何度もお休みしてすみませーん」
「もー、もうちょっとでクビにしようかと思うところだったよ」
「にーさま、ちひろさんが来ましたよー」
しかし桂馬消えてる
「ほ…他に誰もいないよ…?」とちひろ
「あれ…?」
「さあ練習しよ」
「あーっ、私のメモ持って行ったままだ…」とエルシィ
次々と入ってくるメンバー、歩美も
「おはよう…」と悩める顔の歩美
「これが最後の練習よ」「張り切っていこー!!」

栞が掃除中。桂馬が現れる。
「栞!」桂馬を見て驚く栞
「教えてくれ。今日図書館は空いているのか?」
「図書館…あ、はい…」
「制限されてる場所もありますけど…いつも一般の人にも開かれているのが図書館ですから…」
「いくつか調べたいことがあるんだ。手伝ってくれないか?」
「え?!手伝うって…」栞の腕を引っ張って図書館の中に入る
「ここの本のことなら何でも知ってるんだろ?」
「…何について知りたいんですか?」
「舞島学園に関する本はないか?」
「この学校についての…?ありますよ」
「前みたいに何百冊も持ってくるような真似はするなよ。絞り込んでいくつか持ってくるだけでいい。」
「は…はい…」
本と学校のパンフレットを持ってくる。
「本が二冊とパンフレット…」
「他にも、卒業生が書いた本と、クラブ活動について書かれた記事があるよ…」「それもいる…?」
「いや、今はまだいい」

823名無しさんの次レスにご期待下さい:2011/12/03(土) 21:05:40.08 ID:k6yhhr1n0
1888年:舞島アソシエーション?(現舞島学園)が女子用の塾として始まることが決定
1889:第一回舞校祭(鎮守のため)
1890:学校建設が終わり、校章が作られる
1891:舞島女子校に改名
1938:50回目の舞校祭。鎮守のための祭りから文化祭へと改名。
1946:舞島学園と改名
1947:中流階級のための学校となる
1951:舞島教育協会からの承認
1980:舞島学園が短期大学を設立
1988:100回記念祭を世界の神々のために開催する
2000:新校舎建設
2001:共学化へ
<校章の由来>
女神デメテル
デメテルはギリシャ神話の豊穣の神。彼女が舞島学園の校章に使われたのは、
生徒の学園生活が実りある豊かなものになることを願ったからである。
女神の周囲の小麦は謙虚さを意味し、六角形は「純粋」「知恵」「創造性」「勇気」「分別」「協力」の6つの徳を表している
<制服の由来>
もともとはセーラー服としてデザインされた。共学化および現代化の要請で、舞島の専属デザイナー、モリチサト氏に新制服のデザインを…

(女神デメテル…)
回想:ハクアにここが昔古戦場だったからお化けが出てくる事を話しているシーン
(女神…考えすぎだろうか?)
「これには学校開校後のことしか書いてないな…それ以前についてのものはないか?」
「たぶん記録がないと思います…。この土地は私有地だったから…前の土地所有者に聞かないと…」
「あ……本以外のものでもいいなら…いくつか文書があるかも…」
「文書…?どこに行けばある?」蔵書棚へ
「図書館が片付けられる前には見た記憶があるんだけど…」
「記憶が正しければ、古い学校文書はここにあるんだけど」引き出しを鍵で開ける
「学校の設計図…?」
「それと…写真…」
「明治19年…舞島校…シラトリショウゾウ邸にて」(おっさんの集合写真白黒)
何か儀式をしている写真
「栞…これについてどう思う?」
「これは地鎮祭…」
「そのことじゃない、端の方を見てくれ」
「これは…」
「劇場だ」
「…そのとおりだけど…なんか今とは形が違う…」
「僕は劇場は旧校舎の一部だと思っていた」「だけど、地鎮祭が行われてたとすれば、校舎はまだ存在していなかったってことだ」
(劇場の下で…僕は駆け魂の大群に会ったことがある…!!)
「それから…そこには女神の校章がある」「つまり…」「行って確かめる必要があるな…」「劇場へ行くぞ!」
この謎は解けるのか!次号へ

(つたない再翻訳です。早読みした人、重要なところは正確なニュアンスに直してください)