【西尾維新】めだかボックス part191【暁月あきら】

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305名無しさんの次レスにご期待下さい
安心院「さあ忙しくなってきたわ忙しくなってくるわ。大盤振る舞いのてんてこ舞いよ。
候補生達ったら僕に反逆することを決めただなんてとてもかわいらしいことを言ってくれるもんだから。
もう、簡単に言わないでほしいな。たしかに僕のフラスコ計画はそういう展開もありかもしれないけど、
でも状況のコントロールってそこまで簡単なものじゃないんだから。僕はめだかちゃんとは違うんだぜ、
気軽な敵対にも程があるな。まったくもう困ったちゃんなんだから。だけど仕方ないよね、
自由を認めたのは僕なんだから。おいしいバトルをたくさん用意して毎日と言わず
一時間おきに仕掛けてあげちゃうんだから。いや、さすがに一時間おきはやりすぎかな。
一時間半おきくらいが妥当かな。あんまりやりすぎると引かれちゃうもんね。何事も程々が大事だね、
僕もいい加減そのくらいは学習しなくちゃいけないな。あ、でもそうだ、考えてみたら
用意できるのはバトルだけじゃないよな。スキルを使えばどんなことも僕は出来るはずだな。
陰謀でも仲違いでも、なんでもね。第四勢力なんかも作れるんじゃないかな。
なんて面白い展開なんだろう。でもあんまり増やすものまずいかもね。
あと残ってるのは阿久根くんくらいなんだから。彼の反逆はちょっと先まで待たなくてはいけないな。
残念だけど将来の楽しみが増えたと思えばいいことかな。それに彼はもう
自分自身に酔ってるようなものだから介入は必要ないかもしれないね。まあいいか、
とりあえず今はこの主人公作りに集中しなきゃ。いろんな種類の主人公を見せて
どれがいいか人吉くんに選んでもらおっと。そうだ、そのときは緊張しちゃっていらないことまで
喋り過ぎないように注意しなくちゃいけないね。僕ったらついつい余計なことまで言っちゃう癖があるんだよね。
でもこれからはそういうのも控えるようにしないといけないな。だって僕は計画を完成させたいんだもの。
さあ、できてきたよ、最初の1回分。争いっていうか、仲間割れをしてもらおう。
僕の考えた大量のシナリオを知った時の、第三勢力の困惑顔が目に浮かんじゃうな!」