【西尾維新】めだかボックス part145【暁月あきら】
『よし、ここで、エヴァンゲリオン忍法の出番だな。ウルトラエヴァンゲリオン忍法!エヴァンゲリオン・トライアングル・アタック!!』
107号機、110号機、200号機で組み合って、炎に包まれて、高速回転して、敵にぶつかる忍法技である。
忍法用の2インチのフロッピーディスクを専用のドライブに差し込んで読み込むことで発動する。
忍法は、球磨川がプログラミングし、フロッピーディスクに保存して、はじめて忍法用ディスクが出来上がる。
『では、仮に、箱庭学園が東日本大震災で起きた大津波に飲まれたとしましょう。
地下研究施設には、拒絶の扉で閉ざされていますが、実は空気を取り入れるため、
多くのベンチレーターがあり、完全に密閉されていません。
津波で、箱庭学園が完全に水没すれば、ベンチレーターから大量の海水が一気に流れ込み、
おまけに拒絶の扉がものすごい水圧で破壊されれば、エレベーターなどを通じてどんどん流れ込み、
わずか数分で一気に水没です。炭鉱や地下鉱山などの水没事故と同じで、脱出するのはほぼ不可能で、
中にいる人は溺れ死んでしまいます。』
洪水や大津波は大量の土砂を一気に運びます。ですから、水が引いたあとには、大量の土砂や瓦礫がたまるのです。
箱庭学園が津波に飲まれて、そして水が引くと、周りには大量の土砂や瓦礫でたまっているはずです。
もちろん、流された車、打ち上げられた漁船、モーターボートなども散乱しており悲惨です。