ルフィ「ししし!まー偶然だけどよかったな助かって!」
パッパグ「人魚姫様のペットかー」
ブルック「あれ?パッパグさん確か昔・・・人魚姫さんとはマブタチだとか・・・」
パッパグ「!!!!!!!!!!!」
ブルック「あ、ウソだったんですね!?」
ケイミー「い・・いいのかな私たちまで竜宮城へ・・・」
ウソップ「友人も構わんじゃもんって言ってんだからいいじゃねぇか」
ネプチューン「ほっほっほ!実は先に息子達を使いにやったんじゃがとんと戻ってこんのじゃもん」
「それで私がきた!!!」「わしも宴の料理が楽しみで早く始めたいんじゃもん!」
「あ、言い忘れたがお前たちの仲間をすでに一人招いておる」
「そやつが今さっさと酒盛りを始めてしまっとる」
「宴はみんなでやる方が楽しいと言うのに身勝手な男よ!」
ウソップ「ゾロか」
ナミ「ゾロね」
ネプチューン「名前は確か・・・」「ゾリ!!」
ウソップ「ゾロだって」
ネプチューン「他の仲間たちも直に兵達が捜し出して城へ招くので安心するんじゃもん!」
ウソップ「ナミあいつらがどこ行ったか聞いてねぇのか?」
ナミ「フランキーはトムさんって人の親族を探すって・・」「ロビンは大切な歴史がどうとか・・・バラバラ」「ねーところでおじいちゃん」
パッパグ「海神ネプチューン様だくらぁ!!」
ナミ「ここは深海1万mなのにこの魚人島はのある場所だけどうして明るいの?」
ネプチューン「ほっほっほ魚人島のある場所が明るいのではない・・・」
「世界で唯一光の差すこの海底に遠い昔魚人達が住みはじめた・・・それが魚人島!」
「ここは地上の光をそのまま海底に伝える陽樹イブ≠ニいう巨大な樹の根が届いておる」
ナミ「光を!?つまり1万mを超える光る根っこを持つ樹があるってこと?」
ネプチューン「そうとも学者達は何かと理屈をつけておるが地上で受けた光をその根に灯す神秘の樹じゃもん」
「その樹の根の呼吸はさらに空気をも海底へと供給する・・・!!」
ウソップ「シャボンディのヤルキマン・マングローブの親分みてぇなモンか」
「地上に陽が差せば海底も明るく・・・」
「地上の夜には光を失う何の慈愛か・・・我々もまた当然という顔して・・・」
「太陽の恵みに生かされておるんじゃもん!」
ウソップ「サニー号の船体を造った宝樹アダムと何か繋がりはあるんだろうか!」「フランキーに教えてやろう!」
ナミ「陽樹イブ・・・」
ルフィ「もじゃもじゃのおっさんハラへった!」
パッパグ「お前!!」
ネプチューン「ほっほっほやがて着く・・・あれが入り口じゃもん」
ルフィ「おお!!!!」
ネプチューン「さあここじゃもん!!」
ルフィ「着いたーー!!すげーー!!かっこいいい!!!」
ブルック「パッパグさんの屋敷がノミのようですね」
パッパグ「くらべんな!!」
ナミ「キレーなお城ー!!」
【リュウグウ王国王宮 竜宮城】
『王が戻られた!!』
『開門します!お帰りなさいませ!国王様!!』
ルフィ「うわーー!!いろいろあって楽しそうな城だなーー!!!」
ネプチューン「我が城じゃもん!ゆるりとしていけ!」
【リュウグウ王国 右大臣(タツノオトシゴの人魚)】
【リュウグウ王国 左大臣(ナマズの人魚)】
右大臣「まったく!あなたという人は!ご自分の立場をわきまえもせず!」
「また勝手に城外へ!!護衛隊も引き連れず下海へ下りるなど言語道断!!」
「何か起きてからでは遅いのです!今この国がどういう情勢にあるのかあなたは」
ネプチューン「・・・はい・・・はい・・以後・・・気をつけるんじゃもん・・・」
左大臣「かなわんなー」
ネプチューン「それよりホレ!例のクラーケンにいじめられていたメガロを助けたという者達をつれてきたじゃもん!」
「さぁ客人達をもてなせ!姫は?しらほし姫はどうしておるのじゃ!」
右大臣「それが国王様つい先ほどまた・・・・・・・・・・」
ネプチューン「何と姫を不安にさせぬようしかと護衛せぬからそうなるのじゃバカモォン!」
右大臣「そんな折にあなたが突然行方をくらましては城内の不安を煽ることになるとわからんのですか!国王!!」
ネプチューン「・・・・本当に・・・以後気をつけるんじゃもん・・・」
右大臣「それで王自ら客人をお連れ頂いた所真に相すまんですが重大な話が!」
左大臣「ええ今しがたフカボシ王子より連絡が入りまして・・ホントかなわんわー」
ネプチューン「ん?フカボシが・・・なにごとじゃ」
ナミ「あれ?ルフィは?」
ブルック「おもてなしまだですかねー」
ウソップ「さっきまでここにいたけどな、あんにゃろ1分もじっとしてられねぇなー」
パッパグ「あいつ何神の聖域をウロついてんだよ!!」
ルフィ「んん・・・こっちだなうまそうな料理の匂い・・」「あ!匂いが消えた!さてはあの扉の中か!」
「もしかしてここが宴会場かな?ゾロが先に来てるって言ってたなー」「しかしでかくて分厚くて堅そうな扉だ!」
「このカベも相当頑丈だな、まるでインペルダウンの壁だ!一体どれほどうまい物が中に!!」
扉を開けるルフィ
ルフィ「わ!真っ暗だ!!」「宴会場じゃなかった・・・!!」「でもいい匂いの食べ物があるぞ!!」
「じゃここ食料庫かな?まぁいいや少しもらおう」「もう腹の限界だ」
なにかにぶつかる
ルフィ「ぶ!!何だこりゃ!!」「どこ行ってもサンゴだらけだなこの島は」「何だコレやわらけー!!!」
?「・・・・う・・・うーん・・・」
ルフィ「あれ?今誰かの声がしたか?あははこのサンゴプリンみたいだ!」
?「きゃ・・!!誰かいらっしゃるんですか!?」
電気がつく
ルフィ「わ!!!」
姫「人の体の上で何をなさっているのですか!!?」
ルフィ「うわあ!!」
姫「どちら様でいらっしゃるんですか!?あなた様は!!」
【魚人島リュウグウ王国王女 しらほし姫(巨魚ビッグキスの人魚姫)】
ルフィ「なんだーー!!!でっけー人間・・・人魚だったのか!!」
しらほし「あなたもわたくしの命を取りにきたのですね!」「ですけど恐くなんかありませんよ!!」
「わたくしはネプチューンの娘なんですからね!!」「恐くなんか・・・・!!!」
「うええええーーーーーん!!!!!」「誰かーーー!!お父様ーー!!!お兄様ーー!!!」
ルフィ「おいおいおれ何もしてねぇだろ!」
第612話終わり