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第612話助けたサメに連れられて
【リュウグウ王国人魚の入り江】
【数時間前】
人魚「なんて堅く密閉されてるの・・?」「なにが入ってるのかしら・・・」
「ホントに堅い・・・!!」
カリブー「おっともう充分だぜぇ・・・」
人魚「なに・・・!?まさか中に人が!?」
カリブー「あーりがーとさーん!!!」
人魚「きゃああ!!!早く水場へ!!」
カリブー「逃げるなんておよしよおおーーー!!」「感謝しちゃうぜ人魚さんたちよおお!!!」
人魚「え!?体が沈む!!沼だわ!こんな岩場になぜ沼が!?」
カリブー「沼もドロ沼脱出不可能底なし沼よぉ!!」
「おれは能力者さ・・ヌマヌマの実の沼人間!!!」
「もがくほど・・・沈んで行っちゃうぜえええ!!!」
「声なんかだすのはおよしよぉ!!!何ころしゃあしねぇ・・・」
人魚「誰か・・・・」
カリブー「おおよしいい!言ったよなぁぁ!!!おバカさんめぇええ!」「少し眠っててもらうだけだよぉ・・・・」
カリブーの沼の中に埋もれていく人魚たち
カリブー「フフフーンおれのー体はー底なしさんよー」「人魚はおいくらだったかなー」
「オークション相場が確か・・・一匹七千万・・・3匹で・・・ケヒヒヒ!麦わら様様だこりゃあ!」
「奴らのおかげで入国審査もなく魚人島へ上陸できた・・・」
「高級人魚狩り放題!!ここは宝島だケヒヒヒ!!」
【リュウグウ王国港町サンゴが丘】
魚人「海賊麦わらの一味!?そいつらが人魚の入り江の娘達を攫っていったのか!?」
人魚「いえ・・そうは言ってないんだけど、とてもいいコ達だったし」「第一ケイミーの友達だし!!」
魚人「脅されてるのかもしれん」「ただ事実だけ言えば」
「あのときあの場にいたのは我々警備隊と娘達・・・戦いでのされた魚人街の連中」
「そして麦わらの一味」「人間にはいつでも人魚を攫う理由がある!」
「人間界じゃ若い人魚の娘は高額で取引されるからな」
「いい顔して人魚に近づき攫っていった海賊達が今までどれほどいると思ってるんだ」
フカボシ「フム・・・そしてマダム・シャーリー」
「先ほど言っていたその様な未来が本当に見えたのですか?」
「あの海賊麦わらのルフィが」
「この魚人島を滅ぼすと・・・!?」
マダム「・・・・ええ」「確かに見えました・・・見えたのは・・・事実」
フカボシ「マダム・シャーリーあなたの予知能力の的中率はさすがに竜宮城の我々にまでも届いてます」
「弱りましたね・・彼らとは妹のペットを助けてくれた恩人として接するつもりであったのに」
「不確定な未来とはいえ・・彼らを野放しにはできない!!」「対処せざえるを得ませんね」
【リュウグウ王国『ギョバリーヒルズ』】
ネプチューン「ほっほっほ!落ちるでないぞ!ネープチューン!」
ルフィ「なんだおっさんそのかけ声バカみてぇ」
パッパグ「やめろ無礼者!麦てめー!もうコワイ!おれはお前がコワイ!」
ネプチューン「ほっほっほそのサメ・・・メガロは娘が大層可愛がっているペットじゃもん」
「あの時はメガロが帰ってこんと泣いて手が負えなんだ」
「クラーケンに襲われとったには危ない所よう助けてくれたもんじゃもん!」
【メガロ(人魚姫の愛鮫)】