>>44 僕はマンガ原作者志望であって、
マンガ革命家志望でもあるんだ。
ただ、作品をヒットさせるだけではいけない。
そもそもマンガ家というのは会社の利益のために
マンガを描くんだ。
会社の利益になるためなら、別にマンガを描くだけに
こだわる必要はない。システムを考案したり、良い
宣伝方法を提案したり、そういうことでも貢献できる。
だから、僕はマンガ原作を中心にするけれど、その一方で
単行本システムを考案する人にもなりたいんだ。
単行本システムの利点と欠点をくまなく探し出して、そのうえで
そのよさを提案したい。
そういうのは前代未聞だと思う。もし、ジャンプに単行本システムが
できれば、僕は革命家になれる。
これは鳥山明でもできなかったことだからね。
僕はすでに革命を起こしつつあるのかもしれない。
将来性だけを見れば、僕以上の志望者は全世界に探しても
いないかもしれない。そう妄言できるぐらい、僕は今
燃えているんだ。世界一将来性のある志望者という期待に
応えられるようマンガを描いていきたいね。