>>155 チューペットに見えるのは残像のせいかもしれませんね
こういう話があります
突然高速で動くことにより、その場には残像が残るという。
そういう力をゲットしたいのです僕は。そうすれば、こんな高校生活が送れるはずなのです。
僕はこんな甘酸っぱい残像恋物語をしてみたいのです。
***
「おばさま、おはようございます!」
「あら、サクラちゃん。ごめんねぇ。いつも迎えに来てくれてるのに洋介のバカ、まだ寝てるのよ。あの子ったら高校生にもなって・・・」
「慣れてますから大丈夫でーす!」
幼馴染の洋介を起すのはいつもあたしの仕事。
洋介の部屋に入ると、おばさまの言った通り洋介は布団にくるまってた。
「ほら!洋介!早く起きないと遅刻するわよ!」
「なんだ、サクラか・・・ううーん。もうちょっと・・・」
「ダメ!起きなさい!!」
そう言って洋介の布団を引っぺがすと、洋介は変なところをおっきくしてた。
「ちょ、ちょっとあんたどこおっきくしてるのよ!!」
洋介の股間を思いっきりけり下ろすと、やわらかい布団の感触がした。
「仕方ないだろ、朝なんだから」
後ろから洋介の声がした。
「…っ残像!?」