マジョ・カゾ:★★★☆(3.5)
むかしからある秘密家族コメディなわけだが、バレる、バレない、バレても引っ越さずにすむかもなど、一貫した行動軸があるので読みやすい。
キャラコメなわけだが、お母ちゃんと呼ばれると喜ぶロリ母など、ここも軸になるひとネタがあるので掴みやすかった。
しかし70歳とかの設定は要らなかったんじゃないか。ロリ母やりたかったからなんだろうけど、ここが普通ならもっと盛りあがったと思う。
ナルシスト成瀬:☆(0.5)
悪人じゃないとはいえつらい。
古着屋ヘブン:★★(2.0)
前半の説明が長すぎ。というか普通は進行させながら説明するもんじゃないのか。
そもそも最初の一ページ目、都市に降りてくる異人という構図から既視感ありすぎる。帽子、服屋のあんちゃんともども目新しい点はない。
ハイパーウルトラディ・スケール:★☆(1.5)
ひとりよがりすぎる。バトルはなんですかあれ。
友だち遊びから急に地球規模へと話を持ち上げられてもついていけないです。
顔の描き味が一定しないのでそこは頑張って。
箱根RUN:★★☆(2.5)
家計が苦しいとか設定が重すぎる。
絵の軽さとその重さが合っていない。
まあ勝ったから読後感はいいけど、駅伝が箱根しかないみたいな描きかたになってるのは気になる。
斉木楠雄のΨ難:★★★(3.0)
下田君がゲスすぎるw
抑揚をおさえて、センスとおかしみ、気づきで能力紹介漫画を描ききった腕に素直に感心。
総評:
事前に公式で見たためし読みで悲観したこと思えば、これでもまあまあよかったのではないかと。