ネタバレ その2
>>724からのつづきです
・「“お母様と呼ぶな”だよ」瞳、フイをついて口から針を連射! 怒江は後退しながら腕を
顔面で交差させ針攻撃を防御「くっ 含み針……!?」「呼吸を封じたくらいでいい気になる
とこが小娘なのよ。あなたラマーズ法とか知らないでしょ? お嬢ちゃん」瞳、怒江の体を
コンクリの床に倒して高速で針と糸で固定する「愛だの恋だのほざくのは赤子(ガキ)の一人
でも産んでからにしな!!」『うそ…!? コンクリに縫いつけられちゃった…? どういう
針と糸を使っているの?』「さあ善吉くんの事は諦めた上で 洗いざらい話してもらうわよ」
「…私のラフラフレシアって入切(オンオフ)はできないけど強弱(ハイロウ)はつけられるん
あと、腐らせ方にも色々バリエーションがありましてェ 一気に腐らせたりじっく腐らせたり
大規模に腐らせたり拡散して腐らせたり浸透させて腐らせたり」「離れろお母さん! そいつ
さっきからずっと校舎に触ってる!!」「情報なんて漏らしませんよ、私、腐ってもマイ
ナスですから☆」怒江がたんっ!と指で床を叩くと、“腐ってきていた”コンクリの床から
校舎の斜め上がイッキに崩壊!! かろうじて腐っていないコンクリの縁にかずりつき、
瞳は善吉の手につかまり…落下を免れ九死に一生を得る。特別教室ばかりの校舎なので
この時間にいた生徒は殆どいなかっただろうが校舎崩壊の大惨事である。「…俺は転校生と
曲がり角でぶつかっただけだぞ! それがどうしてこんな挙句になるんだよ!?」
・落下寸前に地面を腐らせてこちらも傷一つ無い怒江。相変わらず人吉くんと結婚結婚
言いながら早歩きで逃走中。そこでバッタリ球磨川禊と遭遇「すいません、私、新教室確保
失敗の報告もせず…こんな…」謝る怒江を逆に労わる球磨川、怒江の手をとって・・・・・・
「いけません球磨川先輩! 私の手に触ったら!」「『やだなあ怒江ちゃん、善吉くんの
手はとれても僕の手はとれないって言うのかい?』」球磨川、怒江の手を自分の顔に当て、
腐り爛れる球磨川の顔半分・・・・・・「「『大丈夫! 君がどんな酷いことをしても僕が全部
“無かった”ことにしてあげるから!』」『あ、、球磨川さんは手を差し伸べるだけじゃ
なくて、私の手をとってくれるんだ……』球磨川の大きな優しさ(?」に心打たれて頬を染め
球磨川に抱きつき号泣する怒江…「『あんなつまらない男に引っかかっちゃ駄目だよ』」
・生徒会室。善吉、瞳も揃って対策会議。怒江の漏らした「十三組を抹殺」の言葉に連中の
目的も分かったが、どうすればいいのか。非常事態だし風紀委員会に協力を頼むか?
しかし、現在の風紀委員会は雲仙のシンパの集まりで、奴が入院中は動いてくれそうもない
それにフツーに恨まれてそうだし。鍋島猫美に協力を求めるのは?あの人の技ならマイナス
にも通用するだろう! けどあの卑怯だしなあ…。うん卑怯だ…(汗;)。
めだか「日之影三年生を呼ぼう!」「・・・誰だっけ?」「いや、お母さん以外は知ってる筈
ですよ。・・・おぼえてないだけで」
「先代。97代生徒会長・日之影空洞!『知られざる英雄(ミスターアンノウン)』と呼ばれ
なかった人です!!」「・・・呼ばれなかった…?」「ええ、誰も彼のこと知らないんで」
次回につづく!