失敗だった。
こんな格好で外に出たら奴の餌食になる事位予想できたはずだ。
俺を見つけた土方は、カッと目を見開いたかと思うと俺の腕を掴み、
そのまま連れ込み宿へ直行した。
「はぁっ…あっ…ひ、じかたっ…」
「何だよ」
「しゃ、シャワーっ…浴びてからがいい…っ」
「…るせぇ、黙ってろ。こんなカッコで外フラフラしてた罰だ」
宿に入って早々土方は俺を押し倒し、サンタ服の前だけを開き、少し乱暴に愛撫を始めた。
太腿に押し付けられた土方のそれは、もう既に熱を帯びていた。
「おいコラてめっ…早過ぎんじゃねっ、のっ…ぅぁ…」
俺がそう言うと土方は一旦動きを止め、口の端を歪めて笑いながら言った。
「あぁ、そうかもなァ。最近溜まってっし…
てめーがそんな可愛いカッコしてるしな」
「〜〜〜〜〜っ!!!」
なんつー恥ずかしいこと言ってくれんだコイツ!!!!!!
上に覆い被さり俺の後ろを慣らし始めた土方を上目で睨む。
「そ、ゆことゆーの…っ、反則だっ…てば…っ…」
「だからてめーがそーゆー顔しても煽ってるようにしか見えねーんだっつの」
816 :名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:08:34 ID:???
ことが終わって暫くしても、銀時は乱れた服を直そうともせずぐったりと横たわったままだった。
フィルター近くまで吸い尽くした三本目の煙草を灰皿に押しつけると、土方は面倒くさそうに立ち上がる。
「いい加減、服くらい着ろ。風邪を引くぞ」
だが、とろりとした甘美な色を浮かべたままの紅い瞳は、土方の言葉にちらとも反応を示さずただぼんやりと一重格子の天井を眺めている。
背中から抱き上げるようにして起こすと、銀時はしなだれかかるようにして土方に体重を預けてきた。
確かに今日は久しぶりだったこともあって、かなり激しかった。
無理をさせてしまったかと、土方は銀時の肩を労るように撫でた。
「……や……ぁっ……」
その途端、銀時の口からか細い悲鳴が漏れ、その体がびくびくと震える。
先程までの行為の余韻が未から抜けきっていないのか、それだけですでに感じてしまっているのだ。
胸のあたりに伸ばしされた手に思わず力がこもる。
「…あ……あぁっ……ん……」
決して乗り気な顔ではないにも拘わらず、銀時の声はあくまで甘い。
声を上げすぎたせいで掠れながらも、しっとりとした艶を含んでいた。
「なんだ、まだやりたりないのか」
引っ掻くようにして乳首を嬲りながら、耳元をべろりと舐めあげる。
「…や……もう…………お…かしく……な…る……っ……」
そういいながらも、銀時の中心はすでに硬くなり始めていた。
その事実を確認すると土方は喉の奥で低く笑って、残滓でしとどに濡れてひくひくと蠢く銀時の蕾に自身の昂ぶりを押しあてた。
「くぅ……んっ…」
限界まで押し広げられた蕾は、それでもさしたる抵抗もなく土方を飲み込んでいった。
ただ挿れただけだというのに、始末もしてなかった残滓のせいでぐちゅりと淫猥な音が上がる。
「てめぇの中、こんなにぐちゃぐちゃじゃねぇか」
「あっ……あ……」
嫌々をするように銀時が緩慢に首を振るが、局所は土方自身を取り込むように蠕動している。
根本まで埋没したところで改めて銀時の体を抱え直すと、それだけで銀時の体がびくりを痙攣した。
ゆっくりと抽送を始めると、銀時の口から熱をはらんだため息が零れ出た。
「あ……熱…い……熱い…よ……ひ…じ…かたぁ………」
817 :名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:09:44 ID:???
>>812 銀さんなら自然に入って行きそう
見られた恥ずかしさで真っ赤になって怒るトシにゃんを華麗にスルー
818 :名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:10:10 ID:???
煽ってるとしか思えないその掠れた声に、土方の動きが激しくなる。
最奥までねじ込まれるたびに、筋肉をまといながらもすべすべと白く柔らかい銀時の尻と土方の鍛え上げられた下腹部とが当たり、ぱんっ、ぱんっ、という音が鳴る。
それに混じって、多分に湿り気を含んだぐちゅぐちゅという音が鼓膜を刺激する。
「あっ……あっ……んっ……あぁ……」
土方の動きに合わせるように、銀時の声がリズミカルに響いた。
疲れているせいなのか、もう声を抑えようという気は毛頭ないらしい。
汗をかいたきめ細やかな背中がぴったりと土方の胸に密着し、さらに快感を高めていた。
行為の熱によって透けるように白い銀時の肌は薄桃色に色づき、その乳首も果実のようにぷっくりと硬く立ち上がっている。
「こっちも可愛がってやらないとな」
抽送を休めることなく、土方の指が銀時の乳首をつまみ上げ、力を入れてこね回した。
「ひっ……ああぁあっ!」
途端に銀時の中が収縮し、土方自身を締め付ける。
思わずイキそうになるほどの刺激をかろうじて耐えながら、土方は言葉を続けた。
「てめぇはこうされるのが好きなんだよな」
「や……あぁ……んっ……あ…はぁ……」
銀時の口からは甘ったるい喘ぎが上がるばかりで答えはない。
「どうなんだよ」
汗ばんだ首筋を舐めあげて耳元で囁く。
「んっ……や……ぁん……ぁあ……」
繰り返し問いかけても、銀時に答える気はないらしい。
「適当に喘いでごまかしてんじゃねぇ」
土方は銀時の腰を抱え込むと、自身のものを銀時から抜き去った。
「やっ!」
同時に銀時が放った抗議の声に、土方の口元がにやりと歪む。
ぬらぬらと濡れていきり立ったものを蕾に押し当てて刺激しながら、土方は言葉を続けた
819 :名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:11:52 ID:???
「欲しいのか」
銀時の腰がさらなる刺激を求めて蠢く。
それでも土方は、ひくつくその孔の表面を先端でなで回すばかりで、決して挿れようとはしない。
「……くぅ………ん……」
銀時は全身を細かく震わせながら唇を噛んだ。
「言え!」
「あ……あ……欲しい………欲しいっ……も……我慢…で…きな……早くっ……」
その瞬間、土方は腰を押しつけて、銀時の最奥を貫いた。
「ひぁぁぁぁああああぁぁぁぁっっ……!」
すらりと伸びた脚が痙攣を繰り返し、銀時の先端から透明な体液が溢れ出した。
「あっ……ああ……もっと………もう……ぐちゃぐちゃにしてぇぇぇっ!」
土方の動きが一層激しくなり、銀時の体を揺さぶる。
前の行為の残滓が銀時の中でかき混ぜられて、抽送のたびに細かい泡状になって後孔からあふれ出してくるそのなまめかしい光景がさらに土方を煽った。
「も……だめっ……いく……いっちゃう……あ、ああ……ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
ひときわ大きな声を上げると、銀時は全身を硬直させて激しく痙攣を繰り返した。
その締め付けに土方自身も限界を迎え、同時に銀時の中に精を放つ。
がくりと力が抜けた体を土方に抱き留められながら、それでも銀時の口元には嫣然とした笑みが浮かんでいた。
820 :名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:12:41 ID:???
>>818 そのまま岩陰に連れ込まれてやらしいことされればいいと思います