PSYREN-サイレン- ネタバレスレッド CALL.47
CALL,125 ”決戦前夜”
カブトご立腹!
カブト『敵の本拠地に行くんだって? 雨宮ちゃんアゲハと一緒に地獄に行くつもりかよ』
雨宮『ええ 行かなきゃ 霧崎は私達に何かあったら先に現代に戻って』
カブト『オイオイオイ なんだよソレ!!! つーか水臭くね!?なんで!?なんで二人とも俺に”ついて来い”の一言もねーんだよ!?』
雨宮『え?』
カブト『行くよ俺も仲間だろ 役に立つからさ ・・・反論は受けつけねェからな 雨宮ちゃんは「ありがとう」って言やいいんだ』
雨宮『あ・・・ありがとう』
カブト『雨宮ちゃんさぁ アゲハに・・・ちゃんとアイツに伝えた方がいいんじゃねぇの ・・・自分の気持ち』
雨宮『え!?なッ何が!?』
カブト『オレが気付いてないとでも思った? まーアゲハも相当鈍感そうだけど いいのかいこのまま行っちゃって』
顔を赤らめる雨宮・・・
アゲハと飛鳥・・・
チチ『「ノヴァ」を覚えたい・・・ あなたはそう言ってるんですね? アレは命を削りとるとても危険な領域です
覚える前にあなたの体が壊れるかもしれません・・・ 最悪跡形も無くなって死ぬ それでもあなたはその領域に踏み込みたいですか』
アゲハ「この闘いに負ければもっと酷い結果が待ってるんだ だからどんな可能性であろうと強くなれるなら俺はなんでもする」
チチ『・・・分かりました ただし身につけられる保障はありませんよ 難しい上に相性が重要なんです カイル君たちには無理でした』
様子を見ている雨宮・・・飛鳥の手から・・・
チチ『PSIを構成する4番目の力ーーー 「ノヴァ」』
飛鳥の全身から・・・
チチ『それはライズ・トランス・バースト全ての力を”包括”し”融合”させる ヒトとしての物体限界を超え・・・ 完全に人とPSIを融合させる力ですーー』
チチ『細胞レベルからPSIと同化し精神も身体も全てが同格になる いまの私は”人間”と言うより一つの”存在”そして人体の枠組みから解き放たれたPSIは・・・ 爆発的なエネルギーとなって煌めく・・・!』
ノヴァでアゲハの手をつかむ・・・
アゲハ『!!?』
チチ『今から私の力であなたの体細胞に同じ現象をおこします』
アゲハ『!!?』
アゲハの手が・・・
アゲハ『あ・・・!!! ぐああッ!!!』
チチ『とてつもない痛みでしょう 身体が拒絶反応を起こしているんです 今のでまだ融合率2% それをコントロールしてください・・・ 僕が渡せるのはほんの数%のノヴァ化するための引き金・・・
激痛に加えあなた自身がノヴァ細胞に飲み込まれ消し飛ぶ恐れもある どうしますか それでもやりますか?』
アゲハ『やるよ・・・ やらなきゃ姉キもマリーも助けられねぇ!!』
チチ『・・・いい心意気です』
雨宮『待ってください!私も・・・ 私にもそのノヴァを身につけさせてください』
アゲハ『雨宮・・・!!』
雨宮『こういうのって一人でやるより二人で頑張った方が早いのよ』
アゲハ『何言ってんだよ お前・・・!!』
雨宮『・・・私も強くなりたい あなたとずっと一緒にいたいから 足手まといにならないように ・・・私も強くなる』
チチ(・・・・・・・・・アツアツじゃないですか)『いいでしょう二人で 明日の出発までにノヴァを習得してもらいます』
周囲に星が・・・
チチ『ただ それには余りに時間が短すぎる だから私が時間を引き延ばしてあげましょうーーー・・・』
アゲハ『周りの星が・・・!!』
まわりに星空間が・・・玉のように・・・
チチ『”星空間・重力特異点” 高速に近い運動と重力作用が時空を歪めこの空間のみ極めて特殊な時の流れを作り出す 本来私達に残されていた20時間を100時間まで引き伸ばします 約四日・・・ それで何とかして下さい』
雨宮『これが夜科のお父さんの力・・・きっと何十年も前からこの力の素質があったのね・・・ それが肉体に影響を与えていた・・・』
アゲハ『・・・親父が若い理由がやっと分かったよ・・・』
チチ『では始めましょう 二人とも手を・・・ 引き金となるノヴァ細胞を渡します 4日で100%・・・! あなた達ならもしかしたら可能かもしれない・・・!』
[W・I・S・E首都 アストラルナーヴァ][直径18kmにも及ぶドーナツ状のW・I・S・E本部と][周囲を取り囲む100以上の神経制御塔][その関東一円を夥しい数の巨大なパイプラインが埋めつくす]
変なのにとらわれているイアンたち・・・周囲に柱が4本・・・
イアン『心配するなフブキ 必ず救援が来る シャオたちを信じよう』
おあね『ええ・・・』
イアン『どうやらあの柱でオレ達のPSIを抑え込んでいるようだな PSIが使えれば何か手の打ちようもあるんだが・・・』
マルコ『あう・・・?』
柱が4本とベット・・・
キセ『お・・・おはようマリー』
マリー『あなた・・・!! ここはどこ・・・!?』
キセ『落ち着けまだ何もしない そして力を封じているからお前も何もできない・・・ し・・・しばらく 友達になろう・・・ マ・・・マリーのことをよく知りたい・・・ 何をするにも・・・ まずそれからだ・・・』
ジュナスに飛びつくカプリコ・・・
カプリコ『ジュナスーーー♪』『いてッ』『死にかけてたって聞いてとんできた』
ジュナス『心配するな お前を置いて俺は死なない』
03号『レジスタンスに敗けたんですって? アンタの時代も終わりだな ジュナス第二星将 おまけにスカージを半分失って ・・・アンタ責任取れるんですか?』
ジュナス『お前にどうこう言われる筋合いはねぇんだよ ・・・グリゴリ03号』
03号『「ウラヌス第三星将」ちゃんと呼んでくださいよ』
弥勒『直径12kmの巨大な釜が・・・とうとう培養された生命の結晶によって満たされようとしている 新世界の礎がこれで完成する・・・ もうすぐだグラナ 俺達の世界が始まる』
グラナ『フゥン・・・ まあ見届けてやるさ −−−できるといいな ちゃんとお前の望む世界が・・・』
かがり火たん胸がある・・・
弥勒『・・・そうか 空に穴を開けられたか ウラヌス第三星将 シャイナ第四星将 ヴィーゴ第五星将 カプリコ第六星将 全員集合しろ』
ジュナス『攻めてくるか・・・!?』
弥勒『来るさ 仲間を取り戻しにな 戦闘準備だ』
グラナ『そーゆーのを待ってたんだよ』
弥勒『全力を以って出迎えてやるとしよう』
迫る、戦いの刻!!
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