神のみぞ知るセカイ,若木民喜信者はキモヲタキチガイ

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121名無しさんの次レスにご期待下さい
>>118
しかも、当人の上級はこうやって神汁を批判してたしなw
手のひらを返していたってことは、よっぽど俺に論破されて悔しかったんだろうwww


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88 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2010/03/12(金) 00:13:51 ID:XmIq8joF0
第一話の感想


神のみぞ知るセカイの場合なんだが、この漫画は一見、萌え漫画なんだけど、少し違っている。キャラやストーリーや設定が工夫されていて、欠落させるのではなく、読者に見え憎くしている。
例えば、恋愛をして心の隙間が埋まった女性は記憶を失うが、男性の記憶は失わないという、萌え漫画にありがちなご都合主義な設定がある。
これだと、今回の恋愛話が少年には終始ゲーム的な感覚でやった攻略に過ぎないって酷いだろうとか、記憶が消えたからと言っても本気になっていた少女は哀れだなとの印象が残ってしまう。
でも、この設定を弄って良心的な展開で描くように改善されてしまうと軽さを失ってしまう。
で、この漫画の場合、よくある萌え漫画のように、このような感情の欠落をしている主人公の人格を是とせず、
最後に一言、彼女へ「おめでとう」と主人公に告げさせることで、本人にも気が付かない程に朧げにだが、少しだけだが、少年の成長を表現することで萌え漫画の軽さを失わず、マイナスの印象も少し解消することに成功しているのだ。
つまり、女性をゲームと同じく記号的なものとして扱い人間のほんの一面、ほんの小さな要素で構成される萌え漫画的な恋愛を、現時点では少年はゲームと割り切り肯定しているが
今後、ゲーム的ではあるが、ゲームではない現実での恋愛を何度も経験して少年はその恋愛の中にある萌え的なものとは違う人間の様々な側面を知ることで成長して行くのだろうと、
そう読者に期待の余地を残すことで、無いのではなく、本人も気づかないくらいに見え憎いが、確かに暖かい心があるのだとして、それを元に今の自分をほんの少し否定することで萌え漫画の欠落問題を上手く乗り越えているのよ。
この漫画は現時点では、萌え漫画を否定する萌え漫画であって、今後、段階的に人間の様々な側面を描く本格派な漫画へと移行して行くことになるんじゃないかと思う。
まぁ、違うのかもしれないが、今のクオリティーを落とさないよう頑張って貰いたいものだ。


※ まぁ、この感想を書いた当時は、この様にかなり期待していたのだが、 ただの萌え漫画だった ようだ。
勿論それが駄目という訳ではなく、僕が予想した螺旋型ではなく、 ループ型だった というだけの話だ。まぁ、週刊だし、新人だし、それが無難だと思う。
頑張ってループ型を極めて下さいとしか言いようがない。いや頑張ったらループ型の漫画は壊れるのだが。