BLEACH★840

大前田『ちょっと！待ってくださいよオ！！』
大前田、藍染のところへ

一護（そうだ―）
白哉の言葉を思い出す（護廷十三隊の隊長に　兄如きが助けになる腕の者などおらぬ）

一護（誰の心配をしてるんだ　仮面の軍勢と隊長達じゃねえか！！
信じるんだ
俺はみんなの力を借りていいんだ　よく見ろ　戦いの行方を―）

日番谷『―藍染　　てめえ言ったな　憎悪無き刃は翼無き鷲だ
責任感で振る刃は自分には届かない―
知らねえようだから教えてやるぜ
責任だけを刃に乗せて　刀を振るのが隊長だ
憎しみで刀を振るのは薄汚れた暴力だ
隊長（おれたち）は　それを戦いとは呼ばねえ
…藍染　　やっぱりてめえは　隊長の器じゃねえんだよ』

藍染『―…　面白いね
護廷十三隊の隊長の中で最も私に憎しみを持つ　君の言葉とは思えないよ
君が構えたその剣に憎しみは無いとでも言うのかい？
それとも雛森君が回復して現世へ来た時点で　　君の憎しみは消えてしまったのかな』

享楽、藍染斬りかかる
交わされる

藍染『酷いな　話の途中だぞ享楽隊長』
享楽『相手が男だと　どうも聞き上手になれなくてね　聞いてるだけじゃヒマなのよ』

日番谷『…卍解　　「大紅蓮氷輪丸」！！！！
てめえのいう通りだぜ藍染　俺の刀に乗ってるのは憎しみだ
俺はここへ戦いにきたんじゃねえ　　暴力でてめえを　叩ッ斬りにきたんだ』


享楽『…逸るなよ…　日番谷隊長』


裂！！
凍てつく憎悪が身を焼く…ッ！！
終わり。サーセイ★