漫画家が出版社の瀕死状態を暴露「今年は100億以上の赤字を出す」
2010年01月14日
佐藤秀峰(さとう しゅうほう)先生が、出版業界の赤字事情を自身の公式ブログで暴露している。
出版社名こそ出していないが、単なる予想ではなくリアルな数字まで出して書いているため、
嘘が書かれているとは思えない。その内容は以下の通りである。
「昨年、数十億円の赤字を出したある大手出版社は、漫画や活字、ファッション誌などを合わせて70誌程の
雑誌を出しておりますが、その内、60誌以上の雑誌が赤字です。
皆さんも名前を聞けばよくご存知のメジャーな雑誌が、年間10億とか15億の赤字を出しています。
書籍を見ると、全書籍の売り上げのトップ10は、すべて漫画の単行本が占めており、
今年はそのトップ10内に入っていた漫画作品のうち、3つが連載終了となっています。
そして、それに替わるヒット作は出ていません。
恐らく今年は100億以上の赤字を出すだろうと、業界内ではもっぱらの噂です。
今ある当たり前の毎日は、ある日、突然なくなってしまうかもしれません。
漫画を読めなくなる日がやってきてしまうかもしれません。」
<インターネットでの声>
・出版社は社員の給料が高すぎてそのうち潰れそうだな
・どこもJALみたいな会社が出てるんだなあ
・ジャンプ以外どの雑誌も潰れる可能性はある
・要するにコロコロコミック最強ってことだな
・講談社って27で1200万位もらえるんじゃなかったっけ?
・赤字なら人件費を削るのが企業として当然なんだからまずは編集者
当編集部では以前にも『超大手出版社が経営危機で倒産へのカウントダウンか』という記事をお伝えした。
また、記事として書いてはいないが「160人程度のスタッフを持つ大手出版社が、30名もの正社員(編集者)を解雇した」、
「解雇されたスタッフが復讐のため糞尿を社内でまき散らした」という情報が入ってきていたのも事実。
出版業界に氷河期の時代が訪れようとしているのは紛れもない事実だ。
http://news.livedoor.com/article/detail/4547206/ http://getnews.jp/archives/44181 http://satoshuho.com/index.html 超大手出版社が経営危機で倒産へのカウントダウンか
日本を代表する超大手出版社Xが経営危機に陥(おちい)っており、
このまま経営が改善されずに進むと数年のうちに倒産する可能性があるという。
実際に倒産という事態に直面した場合、この超大手出版社Xはどうなるのか?
予想するに、他の大手出版社が編集部または雑誌単位で業務を引き取る可能性がある。
会社は倒産しようとも、雑誌や書籍などの財産には大きな価値があるからだ(もちろん媒体にもよるが)。
http://getnews.jp/archives/36658 足元がぐらついているぞ