【兄の仕事は】BLEACH★819【何処にもない】

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869ohana ◆eoKmtR7prg
嘗て剣を交えし者達にかけられた言葉…。決意新たに、遂に一護は現世へ!!

柱の上に立ち腕を上げ球体も上げてるマユリとネム

マユリ『…中の解説はしないヨ 来た時と逆に進めば現世だ』
一『…ああ』
マ『…足場だけには気をつけ給えヨ』
ガルガンダ入口徐々に開く
マ『中で足場を踏み外せば現世とウェコムンドの間にあるどこへともしれん空間に落ちて
帰えってこれなくなる まアそれはそれで面白い資料にはなるがネ』
ポカーン顔の一護
マ『…何だネ?』
一『…いや そういや浦原さんも俺達を見送る時ちょっと高いトコ立って喋ってたなあと思って』
マ『…ナニ?』
一『あんた技術開発局の二代目ってことは浦原さんの弟子かなんかだろ? 似たとこあるよ
やっぱり』
マユリ、目が血走る『貴様…』
一護、卯の花ガルガンダの穴の中へ飛びこむ
マユリ『…』
ネム『…マユリ様…』
マ『…成程…面白いネ… 面白い男だヨ 黒崎一護…!
ガルガンダに閉じ込められるのも面白いと思ったが止めだ…!この戦いが終わってから
じっくりと恐怖に落とし入れてやるヨ… この戦いが楽しい思い出だったと思い違う程の
恐怖にネ…!』
横目で見てる白哉『…』
ネム『…了解しましたマユリ様  作戦を考えます』


Bleach381 Words Just Don't Like You
永き戦い…。幽かに射す光明を辿り、そして…。

ガルガンダを走る一護と卯の花
卯『…黒崎さん 一つお訊きしたいのですが…貴方以前双?の丘で藍染惣右介と相対していますね』
一『そうだけど… それが?』
卯『どうでしたか?』
一『どうもこうもねえよ バケモンみたいに強くて 手も足もでなかった
向こうは始解もしてねえのに一方的にやられたよ』
卯『…それは良かった』
一『え?』
卯『それだけの大きな力の差があったことが貴方の最大の幸運です』
濁り顔一護
卯『今のうちに お伝えしておきます 黒崎さん』
870ohana ◆luR4HO8C2g :2009/11/04(水) 22:31:53 ID:Y2sCpmZSP
卯の花『藍染惣右介に対抗できるのは現時点で 現世・ソウルソサエティ・ウェコムンド
全て含めても恐らく  貴方一人だけです』
ビックリ顔一護『どういう――…』
卯『お教えましょう 彼の斬魄刀「鏡花水月」の能力と その発動条件を――』


ドン

ヤミーパンチ連打『喰らえッ!!』
ヤミー『オラッ オラッ オラッ オラッ』

ドン
ヤミー右手指4本飛ぶ
ヤミー『ぐうッ!? ごオあああああ』
痛がるヤミー『ちくしょう俺の指… よくも俺の指をオ…!!』
ヤミーの右腕に乗りニヤリ剣八
斬りかかり〜〜〜〜

その様子を見てる白哉 その後ろマユリ
白『…兄は何故此処へ残った クロツチマユリ』
マ『ハテ その答えに君が興味を持つとも思えない質問だネ』
白『兄の興をさかせるものなら現世のほうが多い筈だ 何の意図があって此処へ残ったのかと聞いている』
マ『オオ 用心深い事だネ 安心し給え 君が肝を冷やす様な事は何も企んじゃいないヨ』
チラ見、白  見下ろすマユリ
マ『…何 単に今の時点で、こっちの方に面白い死体が多い それだけの理由だヨ
どうせ現世での戦いが終われば むこうから勝手にガルガンダを開く
それからゆっくり現世に行って死体になった連中を一体一体じっくり調べさせて貰うヨ…!』
チラ見、白
マ『…何だネ?』
871ohana ◆luR4HO8C2g :2009/11/04(水) 22:33:12 ID:Y2sCpmZSP
一『何だって…!?』
卯『そうです 鏡花水月の能力発動条件は相手に始解を見せること
私達護廷十三隊はもとよち 貴方達が現世で通じている浦原喜助の一団
そして彼 藍染惣右介の部下である破面や十刀に至るまで
現世で戦いに関わる可能性ある全ての者が その始末を目にしています
そう 黒崎一護さん    貴方うぃ除いて』
ビックリ一護
卯『隊長格に匹敵する霊圧を持ち 鏡花水月の始解を見ていない
貴方のその優位性は この戦いに於いて極めて重要です
いえ更に正しく言うならば その優位性を失えば この戦いは終わりなのです
黒崎さん  この先の戦いで何が起きても 藍染惣右介の 始解だけは 見ないで下さい
   絶対に』



マユリ少し怒りながら『何だネ!?
何だと訊いているんだヨ!私は!! 言いたいことがあるなら言い給えヨ11
エ!?』
白『兄の口から出た言葉とも思えなかったのでな  少し驚いた』
マ『……何?』
白『今の言葉は 黒崎一護を現世に送ったことで戦いが終わると言っているように聞こえる』
マユリ無言
白『黒崎一護の勝利を信じていると  言っているように聞こえるぞ』
無言マユリ


一『…わかった  ありがとな卯の花さん 戦いの前に聞けて良かった
そんだけ聞けりゃ充分だ  …俺しかいねえんだろ?  それなら決まってる
俺が  藍染を  倒す』


マ『…下らんヨ  それこそらしくない言葉じゃないのかネ  朽木白哉』
目を閉じうつむく白

走る一護

仲間待つ現世へ…!!

終わり★サーセイ★