BLEACH戦闘フローチャート
敵と戦う
苦戦しましたか?
yes no → ドン!
↓
隠していた能力を出す
敵が奥の手を使用しましたか?
yes no → ドン!
↓
こちらも奥の手を出す
敵が必殺技を繰り出してきましたか?
yes no → ドン!
↓
それを上回る必殺技を出す
↓
ドン!
BLEACHの戦闘
A「これが私の本気です」
B「私はその倍強いです」
A「実は実力を隠してました」
B「私もまだ本気ではありません」
A「体に反動が来ますが飛躍的にパワーアップする術を使わせていただきます」
B「ならば私も拘束具を外します」
A「秘められた力が覚醒しました」
B「私は特殊な種族の血を引いており、ピンチになるとその血が力をもたらします」
A「覚悟によって過去を断ち切ることで無意識に押さえ込んでいた力が解放されます」
B「愛する人の想いが私を立ち上がらせます」
鰤の戦闘には、“オサレポイント”という独自のシステムが用いられてます
このポイントは、オサレな振る舞い(味方を庇ったり、敵を見逃したり、オサレなポーズをとったり)をする事で溜まっていき、
それを消費する事によりはじめて『攻撃する』等の行動を取る事ができます
(逆に敵を不意打ちしたり、敗者に鞭を撃つような非オサレ的行為をすると、オサレポイントは減ってしまいます)
また、オサレポイントは行動だけでなく単純な戦闘力にも多大な影響を及ぼします
卑怯な行いばかりしていると、いかに自身の戦闘力が高かろうと、遥か格下の相手にでも負ける場合があるので注意しましょう
金田:特に最近の『ジャンプ』はそういう傾向がありますよね。いまヒットしている『リボーン』は女性の描き手
ということもあって、既に同人的に完成された絵柄なんです。キャラもものすごくたくさん出てきて
男の子同士の仲もすごくいい。完璧なんですけど、私のようなオールドなファンはそれゆえの
つまらなさも感じるんですよね。
荒木:なるほど。『BLEACH』なんかでも、だいたい車田正美先生の影響を感じるよね。極端に言うと、
車田正美先生の同人誌を見て描いている感じ。
金田:まさにそうだと思います。
荒木:そういうのはアリなんですか?
金田:『BLEACH』もわたし的には、そこまでやられるとちょっと、というのがあるんですけど、普通に人気は
ありますね。久保帯人さんははっきり高河ゆんが好きだと言っていて、高河ゆんさんは『キャプテン翼』や
『聖闘士星矢』の同人から出てきた人ですから、めぐりめぐって王道に回帰してきた少年漫画と言えなくもない。
荒木「僕の場合は、そういう迂回路はなくて、完全に古典直系の王道ですよ。ただ、
ファッションや美術とかでイタリアン・テイストを引っぱってきていて、そこで
ゲイ・カルチャー的なものが入っているんだと思う。
今日はある種の女性たちによる読み方をいろいろ教えてもらいましたけど、そういう
見方って、本当にどこまでも妄想が進むんですね(笑)。でも、そういうのを意識的に
取り込むことがいまの新しい流れとしてあるのだとしたら、興味はありますね。」
金田「でも、ここまで言っておいてなんですが、荒木先生は新しい
流れとか気にせず、荒木流であってくれるのが一番だと思います。」
(巻頭26Pに渡る荒木と金田淳子(社会学)、斎藤環(表象精神病理)
の3人による対談で、これらのやり取りは最後のページにある)
「オサレ、下げて寝なさいよ。お婆ちゃん、寒そうだよ」
「あんた死神になりなさい」
「あんたみたいにオサレの高い子は、OSRの扱いを知らなきゃいけない」
「このままじゃ、あんたじきに自分のOSRでお婆ちゃんを殺すことになる」
「ポエムが聞こえるでしょ?」
「そのポエムの在り処を見つけることが、OSRの扱いを知るってこと」
「それが『死神になる』ってことなの」
一護、ルキアに力を与えられて死神代行に
→その罪でルキア連行される
→助けに行ったら全ては藍染の計画であることが発覚
→井上が敵の手に落ちたので助けに行く
30巻分のあらすじが4行で説明できる漫画
虚圏編はソウルソサエティ編のパクり!
・二人の敵が現世に来襲(白哉・恋次/ウルキオラ・ヤミー)
・敵に敗れた一護は修行し新たな力を身につける(始解/虚化)
・女が連れ去られ、一護はそれを助けに行くために敵の本拠地へ乗り込む(ルキア/織姫)
・本拠地での一護の初戦の相手は自分とそれなりにいい勝負が出来る奴で、
倒した後奇妙な友情が生まれる(一角/ドルトーニ)
・初戦の相手には楽に勝ち、次の相手にはやや苦戦するも本気を出して勝利する石田
(ジロウボウ・マユリ/数で上回るのが好きな人・チルッチ)
・雑魚を倒したかと思ったら隊長格に瞬殺される茶渡(京楽/ノイトラ)
・倒した相手に部下の女がトドメを勧めるも、上司に諌められる(京楽&七緒/ノイトラ&テスラ)
・相手は雑魚だと侮って敗北する馬鹿な敵(弓親/“マ”ーロニーロ)
・本来敵方である筈の奴が一護達に同行する(花太郎/破面三人組)
・虜囚が微妙に破廉恥な格好にお着替え・緊縛(ルキア/井上)
・仲間が助けに来たことを虜囚に伝える(恋次/ウルキオラ)
・目の前で死んだ恩師と因縁のある相手(中ボス級・見かけがイロモノ)と対決して意外な勝利(石田/ルキア)
・一護が満身創痍の状況で再会(ルキア/井上)
・仲間同士での対立フラグ(恋次・白哉/グリムジョー・ウルキオラ)
BLEACHはうしおととらのパクリ
・普通の学生だった主人公がある日突然化け物と戦う為の武器と相棒を手にする(獣の槍・とら/斬魄刀・ルキア)
・短髪で男勝り、ロングで天然の二人の幼馴染の女。天然の方は力が覚醒して戦闘にも参加(麻子・井上真由子/たつき・井上織姫)
・化け物を倒す為の武器には意思があり、中の人までいてピンチになると出てきたりする(ギリョウ/残月)
・主人公の親父は序盤はただの間抜けなおっさんだが、実はものすごい力を持っている事が物語の途中で判明(紫暮/一心)
・主人公と同学年の生徒の死んだ家族が悪霊となるが主人公に退治される(礼子/織姫)
・能力を使いすぎると中の人に取り込まれそうになる(潮/一護)
・主人公の相棒に家族を殺されたという、化け物嫌いの男が登場(とら・票/ルキア・岩鷲)
・強い相手を倒すことに楽しみを見出す敵に狙われる(凶羅/剣八)
・マッドサイエンティスト集団(HAMMR/技術開発局)
・主人公より容姿が幼くそれなりに強い天才少年(キリオ/日番谷)
・激戦を経て心に吹いていた風(降っていた雨)が止む(流/一護)
オサレチェックシート
□なん…だと?
□都合よく助っ人
□本気じゃなかった
□設定無視
□苺DQNセリフ
□巨乳マンセー
□オサレな科白
□無駄な新キャラ
□おバカな行動
□ドン!
□煙
□無駄回想
□ポエム
□不殺
□下ネタ
□説明
□背景スカスカ
□大ゴマ多用
□デジャヴ
□自己紹介
□背後を取る
□力を解放後次週に続く
□便利アイテム ← New!
□リョナニー ← New!
□袈裟斬り ← New!
こち亀156巻の巻末コメ:31年目のオーラ! 久保帯人(漫画家)
僕は正直漫画を沢山読むほうではありませんが、それでも影響を受けた作家さんは大勢います。
しかし、正直なところ「こち亀」には、作品的には全く影響を受けていません。
それどころか、バトルコミックが大好きだった小・中学生の頃は、まともに読んでもいませんでした。
それでも「全ての漫画家の中で最も尊敬する作家を一人挙げろ」と言われたら、僕は間違いなく秋本先生の名前を挙げます。
およそ週刊連載を経験したことのある作家の中で、「こち亀」の凄さ、秋本先生の凄さが分からない、という作家は一人もいないでしょう。
「こち亀」の凄さは何か、と問われて、誰もが一番最初に思い浮かべるのは、その連載期間の長さだろうと思います。
それはまあ、当然の事です。僕にしても、自分が生まれる前から続いている連載なんて、考えるだけで気が遠くなりそうです。
だって恐ろしい話ですよ。僕がこの先どんなに頑張っても、永遠に両さんは僕より先輩な訳だから。
それはともかく、僕個人は「こち亀」の凄さ、秋本先生の凄さは、もっと別の所にあると思っています。
「こち亀」が他の作品に比して別格である点、それは、常に「何か新しい事をやってやる!」というオーラが作品からほとばしっている事です。
そしてそのオーラは、連載30年を超えて尚、更にブーストがかかったかのように強くなり続けています。
同じ主人公の物語を、30年間、一話完結で、週一で、一度も休む事なく描き続け、更に新しいことをやろうとし続ける。
恐ろしいです。モンスターです。完全にどうかしてます。
もし、マンガの神様みたいなモンがいるとして、そいつが才能のカタマリをちょっとずつちぎっては、マンガ家になるべき人にポーン、ポーンと投げつけているとしたら、完全に秋本先生の時は、ひいきしてます。
僕は(そして恐らく他にも多くの作家さん方が)常々そんな風に感じながらマンガを描いているのです。
そんな秋本先生から、今年初めて年賀状を頂きました。
それにはこう、手書きのメッセージが添えられていました。
「毎回の斬新なコマ割りに、漫画の可能性を感じます。」
まさか、秋本先生から、そんなとんでもない言葉を頂けるとは思っていなかったので、このハガキを初めて見た時の衝撃は相当なものでした。
僕は秋本先生の前では、緊張しちゃって上手く喋れないので、まだまともにお礼も言えていませんが、今でもこの年賀状は机の上に置いて、時々コッソリ眺めては、仕事の励みにしています。