☆JC最新第C巻は4月3日発売です!!今度の表紙はあのキャラが・・・!?
第四十九幕 邪魅の漂う家 そのA
カナちゃん、邪魅の方を見ないようにしながらガクガク
邪魅は刀を取り出しています
カナ「みんな起きて・・・誰か 誰か来てぇぇ―――――!!」
ドタドタとやってきたのは清継君と島君です
周りのみんなも起きだす中、邪魅はスゥ・・・と消えてゆきます
暗いので灯りをつけると、島君は巻さんの胸に、清継くんは仰向けになっている鳥居さんに覆いかぶさってます
つららの寝顔を見たくて必死な島君は、巻さんの胸を掴んだりなんかしていますが、そんな事も気づかず
結局、清継くんと共に吹っ飛ばされてしまいます(つららは寝てます)
吹っ飛ばしつつ、尚もカンカンな巻さんですが、ここでカナちゃんが必死の形相で
カナ「いたのよ!!おばけが・・・いたのよぉぉー!!」
一同「え?」
一方、リクオの方に現れた妖怪(?)も消えていました
リクオ(・・・・・・こいつらが・・・邪魅?いや・・・でも昼間見たやつとは違う・・・
あいつは強い妖気を放っていた 何だ・・・ここ・・・何者だ邪魅って!?)
【秀島神社】
神主さんの元にやってきた一同です
清継くんは相変わらずテンション高めです
神主さんは伝説について話し始めます
そこには
名前はさだかではないが非常に君主に忠実な若い侍がいたという
勤勉でよく働き 何より君主定盛を心から尊敬していたその若い侍は
やがて定盛の目にとまり 定盛もその侍のことを信頼してたいそう かわいがってたという
腕もたった侍は またたくまに出世していき いつしか・・・定盛の片腕とまで呼ばれるようになった
だが・・・その侍をよしと思わぬ者がいた・・・
定盛の妻である
面倒になったので略します
その妻が嫉妬し、君主のいない時に罪をきせて牢に閉じ込めました
その時に、町を大洪水が襲い、町人は高い丘に逃れて助かったが、牢に閉じ込められた侍は若い命を散らせてしまいました
それ以来、この町ではさまよう侍の霊がたびたび目撃されるようになる というものです
邪魅は恨みをかった人間を襲う妖と言われている
そして、品子は「定盛」の血筋の直系にあたる人間なのです
この神社は、その霊魂を鎮めるために出来たそうです
品子「そんなこと言って!!まったく効かないくせに!!もうたくさんよ!!
鎮めるって・・・一向にいなくならないじゃない!!」
神主「力が及ばないことは返す言葉もないが 邪魅のうらみが強すぎる場合は落とせない場合もあるんだ
憑き物落としができなかった家はみんなこの町を去った さもなくば最悪≠フことになるかもしれないのだから・・・」
品子「・・・・・・・・・」