【西尾維新】めだかボックス part2【暁月あきら】

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52名無しさんの次レスにご期待下さい
「阿良々木くん」
戦場ヶ原がすかさず言った。
「わたしのこと、きっと、守ってね」
「何故いきなりお姫さまキャラに!?」
「いいじゃない。どうせあなたみたいな人間、明日くらいには自殺する予定なんでしょう」
「一瞬でキャラが崩れた!」
「勿論只とは言わないわ」
「何かくれるのかよ」
「物理的な報酬を求めるとは、浅ましい。その情けない言葉一つに、あなたの人間性の全てが集約されていると言っても、過言ではないわね」
「………。じゃあ、何をしてくれるんだ」
「そうね・・・・・・阿良々木くんがドラクエXで、フローラに奴隷の服を装備させようとした外道であることを、言いふらす予定だったのを中止してあげる」
「そんな話、一生で一回も聞いたことがねえよ!」
「装備できないことくらい、考えたらわかりそうなものなのに……これぞ猿知恵ならぬ犬知恵といったところかしら」
「ちょっと待て! うまいこと言ってやった、してやったりみたいな顔してるけど、僕が犬に似ているなんて描写がこれまでに一度でもあったか!?」
「そうね」
くすりと笑う戦場ヶ原。
「一緒にしたら、犬に失礼かしら」
「…………っ!!」
「じゃあ、もう、いいわよ。そんな臆病者は、尻尾を巻いてさっさと家に帰って、いつも通り一人スタンガンごっこでもやってなさいよ」
「なんだその倒錯した遊びは!?」
「私くらいになれば、あなたのような薄っぺらい存在のことなんて、全て完璧に、お見落としなのよ」
「台詞をかんだのに、結果としてより酷い暴言になってる!? お前一体何に愛されてるんだ!?」


これが西尾ファンが「至高の傑作」と主張する化物語の雰囲気。
ずーっとこんな感じの話が続く。
上下合わせて3300円なり。


これテンプレにしておけよw