【椎橋寛】ぬらりひょんの孫 三十二代目

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768名無しさんの次レスにご期待下さい
898 名前:メイ ◆xNxG5ahMEY [sage] 投稿日:2008/12/17(水) 23:20:08 ID:o/hPU9Gu0
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769名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/12/18(木) 15:43:24 ID:v5KrEW6J0
887 名前:メイ ◆xNxG5ahMEY [sage] 投稿日:2008/12/17(水) 23:08:04 ID:o/hPU9Gu0
☆JC最新第B巻いよいよ1月5日(月)発売です!
今度のおまけPも自信あり!

第四十幕 百鬼夜行と盃

扉はヨルオ

妖怪なんざ気まぐれなもんで、大将に強さを感じなければどこへでもすんなり消えてしまう
ましてや、盃も交わしてなければなお更
そんなリクオに畏≠ぶつけて百鬼集めろという鴆に、

ヒルオ「わかってる それ・・・夜のボクのこと言ってんだろ!?
    でも・・・一日の四分の一しかなれない 夜のボクだけじゃあダメなんだよ
    ボクは・・・この姿のままでも みんながついてきてくれるようにならなきゃいけないんだ!」

バッカやろーと鴆

鴆「昼も夜も関係なく お前そのものに≠ィのずとついてくる・・・仲間≠チてのを集めろっつってんだよー!!」

と、ここで鴆が後ろのふすまを開けてしまい、そこからいつもの面々

青「我々と盃≠交わして下さい!!」
黒「我々がリクオ様に仕えているのは・・・もともとは盃を交わした総大将の任命だったからです!!
  いわば今・・・リクオ様と拙者達には何の契りもない!!」
つらら「でも・・・これまでお側にいたからこそわかるのです・・・リクオ様は人も妖怪も護って下さるお方・・・」
青「そんな器のでけぇあなただから・・・オレ達の総大将にふさわしいと思えるんです
  だから苦境のこの時こそ!! 盃≠交わして今のリクオ様についていきたい!!」
ヒルオ「でも・・・ボクは・・・四国が来てからみんなに迷惑かけっぱなしだし・・・」
青「だから我々と一緒に戦いましょう!!オレたちを使ってくれりゃーいーんです!!」
ヒルオ「みんな・・・」

一同「リクオ様 我々と 七分三分の盃を・・・・・・・・・」

盃の風景と説明が少々

首「リクオ様 どのようなリクオ様でも私たちは受け入れます
  信じてついて来たこの家の・・・宝≠ネんですから 自分に正直に・・・生きてください」

つららと盃を交わしているヒルオ

   ボクは

   ボクの―――
   本当の気持ちは

   そうだ―――

   ボクは
   知っている――

   あいつもまた
   ボクの本音≠フ一つなんだって
770名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/12/18(木) 15:43:54 ID:v5KrEW6J0
888 名前:メイ ◆xNxG5ahMEY [sage] 投稿日:2008/12/17(水) 23:08:19 ID:o/hPU9Gu0
外の木の上からヒルオに話しかけているヨルオ

ヨルオ「オイ 昼のオレ 人間ごときのお前に・・・・・・・・・何が出来る?
    夜はオレの領分なんだよ そこを・・・どけ」
ヒルオ「・・・君に全てをゆずるつもりはないよ
    君のようになるのは難しいな―――君は強くて 恐ろしくて怖いから――」
ヨルオ「・・・・・・ そうだな――――
    お前は人間どもとじゃれ合ってるのがお似合いだよ」

暗い表情になるヒルオ

ヨルオ「人間のことはお前にまかす」

ヨルオがリクオに寄り、そのまま溶け込んでいく(感じ)

ヨルオ「だから 妖怪≠ヘ――――オレにまかせろ」

つらら(え――――――――――)

つらら「若―――――――――― ・・・・・・・ え・・・?」
ヨルオ「どうした 盃・・・受けねぇのかい」
つらら「え・・・あ・・・はい・・・」
ヨルオ「よろしくたのむぜ つらら」
つらら「若・・・!?」

【狒々の仮面を持った猩影は、父の言葉を思い出す】

狒々「ワシが奴良組についとるわけは 総大将に惚れたからじゃ
   次期総大将になるリクオ様についていくかどうかは 次代の・・・お前が決めればよい」
猩影(オレにはとても・・・思えねぇぜ・・・)

ここで、四国の奴らと思わしき軍勢が向かってきているようです
ザワザワする妖怪たち

そんな中、ふすまがバン!と開いて

ヨルオ「兢兢としてんじゃねぇ 相手はただの 化け狸だろ――が」

今度はヨルオの姿にザワつく妖怪たち

猩影(なんだあいつ・・・リクオ・・・?)
ヨルオ「猩影」
猩影「え?」
ヨルオ「テメェの親父の仇だ 化け狸の皮はお前が剥げ」
猩影「ハ・・・ハイ・・・」 ゾクッ

【ヨルオを先頭に、妖怪たちが街を練り歩き、そして鉢合わせ】

四国妖怪「!?玉章? 奴良組の奴らだぞ・・・どういうことだ!?」
玉章「キミもやはり百鬼を率いる器 あの程度では脅しにもならないか・・・
   リクオくん・・・やはりボクらは似ているね お互いの おそれ≠ぶつけようじゃないか」

   百鬼夜行大戦の
   
   始まりだ

☆リクオ、玉章
最終決戦の幕が開く・・・!!
第四十幕・・・/おわり
771名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/12/18(木) 15:44:25 ID:v5KrEW6J0
898 名前:メイ ◆xNxG5ahMEY [sage] 投稿日:2008/12/17(水) 23:20:08 ID:o/hPU9Gu0
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